関西観光本部では、訪日外国人旅行客の周遊促進のための宿泊滞在圏を形成する取組「プラスワントリップ・キャンペーン」事業を進めています。本事業の本格展開にあたり、このたび、対外的なブランドとして「THE EXCITING KANSAI」のブランド名称を設定、専用のロゴマークおよびビジュアルを策定しました。
またキャンペーンの第1弾として和歌山県、奈良県、三重県にまたがる「紀伊半島」エリアの魅力を紹介する特集を当本部のポータルサイト「The KANSAI Guide」に開設しました。実際に旅をしてもらった外国人のタイムラインコンテンツやコラム、関連動画を介して、世界遺産・巡礼の道である紀伊半島の上質な魅力を紹介して、宿泊や体験の予約までを可能とする構成となっています。
あわせて、「The KANSAI Guide」では、宿泊等の予約機能を搭載すべく世界最大手OTAと連携して宿泊予約までのワンストップサービスを提供するなどユーザビリティを向上させる機能を拡充しました。またサイトの重要指標であるUU数とPV数は、1月単月でそれぞれ16万UU、20万PVを突破しました。
現在、インバウンドを取り巻く環境は大変厳しいところですが、状況に応じて「紀伊半島」をプロモーションしていくほか、「THE EXCITING KANSAI」第2弾以降につなげるため、引き続き地域の皆様との議論を深めてまいります。
JR特急「はるか」車内に「The KANSAI Guide」のQRコード付ステッカーを掲出
関西空港と新大阪・京都方面を結ぶJR特急「はるか」の車内に、当本部ポータルサイト「The KANSAI Guide」のQRコードが付いたステッカーを全車両に掲出しています。
今後約2年間掲出予定で、「はるか」に乗車される海外のお客様に「The KANSAI Guide」をご覧いただきやすくなりました。
【重要なお知らせ】新型コロナウイルスに関する情報
今般の新型コロナウイルス感染拡大により、日本への入国および出国について注意喚起が行われています。
次の情報を十分にご確認いただき、ご理解・ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
■関西国際空港における出入国の制限等に関する情報(関西エアポート)
■新型コロナウイルス感染症に関する情報(厚生労働省)
■各国・地域における感染情報、入国制限措置、入国後の行動制限等に関する情報(外務省)
■日本への上陸拒否に関する情報(法務省)
■日本に入国する際の検疫強化に関する情報(厚生労働省)
■政府による総合的な緊急対策等に関する情報(政府・新型コロナウイルス感染症対策本部)
■関西2府6県における相談窓口に関する情報(関西広域連合)
■外国人旅行客に対応した医療機関に関する情報(JNTO日本政府観光局)
■外国人旅行客向けコールセンター「Japan Visitor Hotline」に関する情報(JNTO日本政府観光局)
■新型コロナウィルス感染症 関連情報(UNWTO駐日事務所)
KANSAI国際大使 シルヴァン・ル・グウェンさんが当本部を訪問
2019年10月に関西広域連合が「KANSAI観光大使」に任命した、フランスの扇作家、シルヴァン・ル・グェン(Sylvain Le Guen)さんが、3月7日、当本部を訪問されました。
シルヴァンさんは、2015年に最年少でフランスの人間国宝(メートル・ダール)に認定された扇作家です。
シルヴァンさんからは、「関西の魅力を自らも経験しつつ、KANSAI観光大使して、フランスの方々がもっと関西を訪れるよう活動したい」とのお話をいただきました。
「第2回日本国際観光映像祭」にて当本部制作の動画が最優秀賞を受賞しました
日本国際観光映像祭は、ポルトガルの国際観光映像祭“ART&TUR”との連携による世界最先端の観光映像や、国内の話題の観光映像が集まる映画祭で、2019年より大阪で開催されています。今年度は国際部門に1015本、日本部門へ79本の応募がありました。
今回、ダブル受賞を獲得した当本部の動画は、ノンバーバルかつ没入感の表現方法に定評のある国内屈指の映像作家・永川優樹氏により制作されました。3つの分析(欧米豪の興味関心のトレンド、大手検索サイトの検索データ、コンテンツ需要調査)により撮影箇所を決定、欧米豪の訪日検討者に対する「関西」への認知や関西への訪問意向率を高めることで、地域の観光消費額の向上、長期滞在型のインバウンド客の関西への誘客を目指しています。
実際に、この動画をご覧いただいた方からは、「関西は、多種多様な資源、豊かな風景を観光する場所!」「このクリップはすべて真の芸術作品です。日本はとても美しい国です!」という好意見をいただき、行動喚起に寄与しています。
なお、この動画は、今回の受賞の他にも、昨年開催されたG20大阪サミットでの地元主催レセプションにてオープニング動画に採用され、各国首脳にもご覧いただいています。
今後も、関西の広域周遊促進に向けて、観光動画を最大限に活用し、効率的なデジタルプロモーション&マーケティングに取り組んでまいります。
【開催中止】2020年3月11日(水)にボランティアガイド講習を実施します
関西観光本部では、関西広域連合からの依頼をうけ、本年開催されます東京オリンピック、パラリンピックや2021年のワールドマスターズゲームズ2021KANSAIの開催に向けて増加する外国人観光客に関西での滞在を満足していただくため、今後通訳案内士を目指す方をはじめ、観光ボランティアガイド、語学ボランティアガイドの方々を対象に講義形式の講習を3月11日(水)に大阪にて開催いたします。
詳細は以下のURLをご参照ください。
https://kansai.or.jp/infomation/guide2019.html
【お詫び】「関西インバウンド交流会2020」の開催延期について
関西観光本部と株式会社テレビ大阪エクスプロでは、自治体や経済界・事業者が集うインバウンド専門展示会「第3回関西インバウンド交流会2020」を2月27日(木)と28日(金)の2日間、グランキューブ大阪にて開催予定でしたが、今般の新型コロナウイルスの感染が拡大している状況等を踏まえ、一旦延期とさせていただきます。
新たな開催日が決まりましたら、改めてお知らせさせていただきます。
関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
「関西元気文化圏賞」贈呈式を開催しました
1月27日(月)、関西元気文化圏推進協議会(会長:松本正義関西観光本部理事長)は、「文化庁芸術祭賞」と合同で「関西元気文化圏賞」の贈呈式を開催しました。
17回目となる今回は、大阪府内初の世界文化遺産登録に大きく貢献した百舌鳥・古市古墳群世界遺産保存活用会議(大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市)に大賞が贈られました。また、特別賞には、城崎国際アートセンターの芸術監督として豊岡市の観光・文化の振興や教育に携わる、平田オリザ氏が選ばれました。新人賞にあたるニューパワー賞には、日本棋院所属の棋士として、最年少(10歳0か月)でプロ入りした仲邑菫初段、昨年12月の全日本フィギュアスケート選手権で初優勝を果たした紀平梨花選手、昨シーズン、プロ入り1年目にして数々の記録を残した阪神タイガースの近本光司選手が選ばれました。
【2/21実施分は中止となりました】Osaka Metro 御堂筋線における終電延長の実証実験について
2020年1月24日(金)及び2月21日(金)の深夜に、Osaka Metro御堂筋線における終電延長の実証実験を予定しておりましたが、2月以降の御堂筋線の深夜帯の利用客数が顕著に減少しているなどの諸般の事情に鑑み、2月21日(金)の終電延長の実証実験は中止となりました。(2020年2月20日国土交通省近畿運輸局・大阪市高速電気軌道株式会社からの発表)
———————–
【国土交通省からのお知らせ】
Osaka Metro 御堂筋線における終電延長の実証実験を実施します
国土交通省では「明日の日本を支える観光ビジョン(平成28年3月30日策定)」における、訪日外国人旅行者数2020 年4,000 万人、2030 年6,000 万人、訪日外国人旅行消費額2020年8兆円、2030 年15 兆円という目標達成に向けて、訪日外国人旅行者の受入環境整備など様々な取り組みを進めているところです。その一環として、訪日外国人旅行者の受け入れ拡大や消費促進を図るためには、夜間(ナイトタイム)を有効活用し、新たな消費機会の創出やナイトライフの満足度向上に繋げることが重要であり、そのためには夜間の周遊のための環境整備が課題です。
このため、国土交通省においては、令和2年1月24日(金)及び2月21日(金)の深夜に、大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)の協力の下、Osaka Metro 御堂筋線の終電時刻を概ね2時間延長し、沿線エリアにおける夜間の消費動向や人口流動、交通需要に与える影響を、外国人と日本人等の属性に分けて、ビックデータ等を活用して調査します。あわせて、深夜運行の実施に際しての鉄道事業者側の課題や対応策についても確認します。
また、これらの調査結果等を踏まえ、今年度、夜間の周遊行動に係る調査手法を確立し、来年の東京オリンピックの期間中に予定されている首都圏の公共交通機関の終電延長に係る影響等についても適切に把握することにより、夜間の交通アクセスの充実に向けた環境整備を進めて参ります。
詳しくは国土交通省からのご案内およびOsaka Metroホームページをご覧ください。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
中国・深圳で「日本精彩無限 in 深圳」に出展しました
関西観光本部は、11月30日(土)~12月1日(日)中国深圳市でJNTO主催のイベント『日本精彩無限in深圳』に参加しました。
深圳市は、海外旅行者数省別第3位の広東省にあり、ファーウェイ、テンセント等IT業界では世界でも有名な企業が本社を置く中国第4の都市、また常住人口が戸籍人口をはるかに上回り、かつ平均年齢が若いという訪日旅行に十分な伸びしろのある街です。その深圳市民に対して、関西観光本部ブースでは関西の魅力紹介動画を大画面で紹介するとともに、関西の認知度向上と誘客促進を図りました。
またイベントに先立ち、広州、深圳の旅行会社を訪問し、関西広域の魅力を動画やモデルコースを使って紹介し、関西空港イン・アウトの関西広域周遊の可能性やテーマごとの旅行を紹介しました。当本部としては広州・深圳での初めてのプロモーションでしたが、ゴールデンルート以外を知らなかった市民には、鳥取など関西の周辺地域に興味が拡がり、また関空/広州・深圳直行便の大幅増便、来春の習近平国家主席の訪日予定、東京オリンピック開催と続く中、コース設定に苦慮している旅行会社には有効な提案となりました。
今後も沿岸部・内陸都市という市場の違いだけでなく、中国でのデジタル・プロモーションなど、より中国の方に訴求できるプロモーション方法等の議論を続け、今後のさらなるプロモーションにつなげてまいります。