お知らせ

2019.12.15 インドネシアのメディア向けファムトリップを実施しました

関西観光本部では、12月4日(水)~8日(日)インドネシアから有力なブロガー、インスタグラマー、情報サイト運営事業者の3名を招請するファムトリップを実施しました。同市場の特徴は、自然、食事、ショッピング、テーマパークが人気であること、旅行情報の入手方法は電子媒体が多いこと、また旅行手配については、まずリーズナブルな航空券を先に購入後、訪問先や宿泊施設を自己手配するという人が半数以上を占めていること等が挙げられます。
今回は、以上のような視点から、「神戸どうぶつ王国」、徳島県祖谷峡、鳥取砂丘、堺市博物館(VR体験)、あべのハルカス、ドン・キホーテ等を訪問し、取材活動を行いました。さらに神戸では神戸ムスクへ伺い、祈禱室も見学しました。今回、メディアが特に注目したのは、動物と触れ合える場が珍しいということから「神戸どうぶつ王国」、また旅館懐石料理、居酒屋、ホテルバイキング等とバラエティーに富んだ食事スタイルでした。こうしたメディアファムトリップは、きめ細かく、現地でしか得られない新鮮な情報を市場に届けることができるため、同市場のお客様が選ぶ訪問地が広がり、影響のあるメディアからの情報発信は大変効果的です。
インドネシアの訪日者数は、2018年で約40万人と東南アジア6市場(タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、ベトナム)の中では5番目で、今年も10月現在では約31万人、前年比101.8%と伸びを欠いている状態です。このため人口2億6千万人の内、9割近くがイスラム教徒でありながら、旅行者では半数以上がキリスト教徒という複雑な市場の中では、プロモーション手法においては前述したようにファムトリップが適切と考えますので、今後も同市場に適したコースを選定して実施する所存です。

©2017 一般財団法人関西観光本部