国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所・(一財)アジア太平洋観光交流センターの共催にて、12月11日(水)、メルパルク京都(京都市下京区)にて、「都市観光の予測を超える成長に対する対応~観光地をいかにマネジメントするか?」と題したシンポジウムを開催します。入場は無料となっておりますので、下記URLより奮ってご参加お申込みください。
https://unwto-ap.org/event/kyoto
【お問い合わせ先】UNWTO駐日事務所 村田・吉田 TEL 0724-30-3880
国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所・(一財)アジア太平洋観光交流センターの共催にて、12月11日(水)、メルパルク京都(京都市下京区)にて、「都市観光の予測を超える成長に対する対応~観光地をいかにマネジメントするか?」と題したシンポジウムを開催します。入場は無料となっておりますので、下記URLより奮ってご参加お申込みください。
https://unwto-ap.org/event/kyoto
【お問い合わせ先】UNWTO駐日事務所 村田・吉田 TEL 0724-30-3880
関西観光本部では、10月15日(火)~23日、フランス旅行雑誌2社(「VOYAGES」「Yonder」)から2名を招聘し、関西~東北のファムトリップを実施しました。
地域連携によるプロモーション事業の一つとして、欧州からの関西訪問リピーター率向上を目指すべく、自エリアにはない魅力を持ち(対比性)、かつ、関西とのつながり(親和性)のある他エリア、東北との新たな観光ルートのフランスへの情報発信に向け、両エリアの取材を行ないました。
「町人文化」の関西と、「農村文化」の東北の対比を通じ文化の違いを体感すると共に、関西と東北をつなぐストーリーの発端となる近江商人と伝統工芸の町を訪問し、今回のテーマを再確認することができました。関西エリアでは三重県の伊勢神宮、伝統工芸の伊勢型紙、宿場町の関宿、滋賀県の近江日野商人館、近江手織りの里にて体験や取材を行いました。フランス人の訪日旅行での期待度の高い、「歴史・伝統文化体験」、「伝統工芸」のテーマ性を重視した取材地は、ライター達も非常に関心が高い様子で、それぞれの話に興味深く、しっかり耳を傾けていました。
関西の取材後、東北への移動には、航空会社が設定する訪日外国人専用の運賃プランを利用しました。滞在期間中も安価で効率的な移動の実現が可能です。
当本部では今回の成果を検証し、今後も他ブロックとの連携も含め、フランスから関西広域への訪問率向上に取り組んでまいります。
関西観光本部では、10月7日(月)~9日(水)、東京・グランドプリンスホテル新高輪に於いてアジアで初めて開催された、英国旅行業協会(ABTA)年次会議「The Travel Convention」に出展し、英国の旅行会社・メディア約500名に対して、関西のPRを行いました。
ABTAは、ロンドンに拠点を持つ英国最大の旅行業協会で、約 1,200 社の旅行会社やツアーオペレーター等が加盟する団体です。「The Travel Convention」はABTA が主催する最大のイベントで、英国以外の主に欧州域内において毎年開催されており、旅行業界における最新トレンドに加え、政治、経済、IT、消費者動向等、今後のビジネス展開に有益な情報が提供されます。
現状、英国全体の海外旅行者数7,173万人に対して、訪日旅行者数は33.4万人に過ぎません。ABTA参加者は日本を販売していない代理店が多く、当本部ブースやレセプション会場での参加者との意見交換では、「KANSAI」の知名度の低さも痛感しましたが、国技館と同じ土俵で相撲が取れる「体験」やゴールデンルートから最も近いスキー場「スポーツ」、三大ブランド牛と調理方法の違い「食」といった説明したところ、日本・関西に大変興味をもっていただくことができ、今後のPRの際の留意点であることが分かりました。
また、会議終了後には、ABTAのマーク・タンザーCEOと当本部の東井芳隆専務理事が会談を行ない、今後の関西のプロモーション方策について意見交換しました。タンザーCEOからは、ラグビーワールドカップ終了後の関西への関心の持続や、英国航空の関西空港直行便のデイリー化といった施策の推進、関西の持つ伝統・自然・食をテーマにした観光素材の提供、関西IN-東京OUTの周遊コースをからめたPRを積極的に行ない、「KANSAI」の認知度を上げていくべきとのアドバイスがありました。
今後、ワールドマスターズゲームズ関西や大阪・関西万博といった大規模な国際イベントによる世界的な露出も活用し、英国での「KANSAI」認知度アップに努めてまいります。
関西観光本部では、10月1日(火)から3日(木)まで、主に東南アジア、東アジア市場の現地旅行会社へ旅行商品の企画提案等を行うランドオペレーター12社を首都圏等から招請するファムトリップを実施しました。
今回は、京都駅からスタートし、三井アウトレットパーク滋賀竜王、長浜市の黒壁スクエア等を視察した後、滋賀県の観光事業者16社との商談会を開催。ランドオペレーター側・観光事業者側が相互に熱心な情報交換を行ないました。
翌日は、福井県へ移動し、敦賀市の日本海さかな街、三方五湖山頂公園の視察、小浜市での箸研ぎ体験を行ないました。福井県でも観光事業者12社との商談会に臨み、参加した観光事業者からは「一度に多くのランドオペレーターと商談ができた」と高い評価がありました。
最終日は、小浜市の若狭フィッシャーマンズワーフ等の視察後、鯖街道・熊川宿を経て、ホテルヴィスキオ京都にて開催された当本部主催「関西総合商談会」に参加。関西の観光事業者等33社60名以上が参加するこの商談会では参加各社が自らの事業を懸命に訴え、大変な熱気に包まれました。
今回参加したランドオペレーターからは「新規商品を造成する上で、新たな観光素材を視察でき、多くの観光事業者とも情報交換ができた」といった評価の声がありました。
訪日旅行商品造成には、ランドオペレーターが深く関与しており、観光地の視察や観光事業者との商談を行うことで、海外の旅行会社への積極的なコース提案が期待できます。当本部では今後もさまざまなエリアを対象に同様のファムトリップを実施してまいります。
関西観光本部では、9月21日(土)~28日(土)、英国で最も影響力のある旅行誌である「National Geographic Traveller UK (NGT UK)」の専属の記者(Tamsin Wressell氏)を招聘し、関西(鳥取県、京都府、兵庫県、徳島県)への取材を実施しました。
今回の取材は、本年3月に、世界最大の旅行博である「ITB Berlin」にてNGT UKと商談した結果実現したもので、英国市場に興味を持つ鳥取県、海の京都DMO、森の京都DMO、兵庫丹波観光ネットワーク推進委員会、淡路島観光協会、そらの郷(徳島県)の協力のもと、事前に英国側からの関心が高かった、自然(海・山)、食(地元産品・日本酒)、温泉をテーマとして取材を行ないました。記者は鳥取砂丘や黒井城址雲海といった自然や、女性が活躍する酒蔵、渓谷を流れる青い水に強い好印象を持った一方、英国人のさらなる誘客のためには、温泉での「Tattoo(入れ墨)」の入った旅行客の入浴等について、受け入れ側・旅行客双方の丁寧な異文化理解が必要、といった課題も挙げました。
2018年の英国からの訪日客は過去最高を更新する33万人を超え、2019年上半期はさらに対前年比+9.7%の伸びを示し、英国市場の重要性はますます高まっています。
当本部では今回の成果も踏まえ、今後、メディア(旅行雑誌・新聞・ブロガー)や日本向けを販売する旅行会社等の招聘を実施し、英国から関西広域への訪問客増に取り組む予定です。
関西観光本部では、外国人旅行客の皆様などによる消費機会の増大や利便性向上の一助として、また、事業者の皆様の高度なマーケティングの実現等の一助として、キャッシュレス支払環境の整備を推奨しています。
事業者の皆様向けに詳しい情報が掲載されていますので、経済産業省のホームページをご覧ください。
◆経済産業省近畿経済産業局「キャッシュレス推進に関する取組」
※なお、当本部は一般社団法人キャッシュレス推進協議会に団体会員として加盟しています。
関西観光本部は、2019年9月より、国連世界観光機関(UNWTO)に賛助会員(アフィリエイトメンバー)として加盟しました。UNWTO賛助会員への加盟は、日本のDMOとして初となります。
UNWTOは、観光分野における世界最大の国際機関であり、観光政策における国際的な課題解決や実践的な観光知識に関する交流の場としての役割を持っています。賛助会員には、158加盟国・6加盟地域から、500を超える民間部門、教育機関、観光機関等が加盟しています。
9月9日(月)よりロシア・サンクトペテルブルクにて開催された第23回総会には、当本部から東井芳隆専務理事ほかが初参加。UNWTOのズラブ・ポロリカシュヴィリ 事務局長、イオン・ビルク アフィリエイトメンバー部長など事務局幹部と面会したほか、世界各国からの参加メンバーと意見交換を行ないました。
当本部では、今後、UNWTOを通して、世界のDMOや観光機関とのネットワークの構築や当本部の活動の情報発信、UNWTOが有する統計データや調査レポートの活用等を積極的に行ない、より国際的な視野から、関西の観光振興に取り組んでまいります。
関西観光本部では、2025年の「大阪・関西万博」を視野に、外国人旅行者に大阪や京都のみならず広く関西エリアを楽しんでいただくため、海外向けに重点的・集中的にプロモーションを行う「プラスワントリップ・キャンペーン」を実施します。これは、インバウンド効果をオール関西で享受するため、外国人旅行客が滞在できるエリアを地域(自治体・DMO等)と当本部が共同で磨き、発信し、誘客につなげるものです。このたび、このキャンペーン対象となる候補エリアの募集を開始しましたのでお知らせします。
1.趣旨・目的
関西では、2021年の「ワールドマスターズゲームズ関西」や、2025年の「大阪・関西万博」など、世界が注目する大イベントが予定され、外国人旅行客の飛躍的な増加が見込まれています。
外国人旅行客に関西の多様な観光資源を楽しんでいただき、関西全体でインバウンド効果を最大限享受するためには、大イベントによる集客効果が見込まれる大阪や、既に高い人気を有する京都のみならず、広く関西の各地域で外国人旅行客に滞在いただけるエリアづくりを行ない、周遊を促すことが必要です。
そのため、外国人旅行客の滞在に適した特定の「対象エリア」を当本部が選定し、当該エリアの観光資源を各地域(自治体・DMO・民間団体等)と当本部が共同でブラッシュアップして海外向けに重点的・集中的にプロモーションするキャンペーンを継続的に実施します。この取組により「大阪・関西万博」が開催される2025年までに、関西の広範なエリア(10地域以上)を目標に外国人旅行客の周遊が進んでいる状態を目指します。
2.キャンペーンの内容
○当本部及び当本部によるサポートチーム(専門知識を有する人材や外国人スタッフなど)を交えた受入環境の整備に向けた支援とプロモーション計画の策定
○海外への重点的・集中的なプロモーションの実施(WEBを通したプロモーション、海外でのBtoB/Cのセールス、海外の旅行社やメディアの招請等)
3.対象となるエリアおよび応募主体(応募条件)
<エリア>
・関西2府8県内にあること。
・外国人旅行客に人気の高い「伝統・文化(Tradition)」、「食(Cuisine)」「自然(Nature)」や、当該エリアの特性を活かした「アウトドア」や「スポーツ」など特定のテーマを活用した観光素材があること。
・外国人旅行客の1泊以上の滞在に向けた受け入れ環境整備を進めている、もしくは整備する計画があること。
・商品化、コース化、予約体制整備、プロモーション活動など、主体的にマーケティング活動やセールス活動を行い、当本部と協働で実行と検証を行えること。
<応募主体>
・自治体(府県もしくは市町村)
・観光地域づくり法人(「候補法人」を含む日本版DMO)
・民間団体・事業者
※広域ルートづくりの観点から複数の共同体での応募も歓迎します。
※単独の施設や個別のイベント等は対象としません。
4.応募方法および募集期間
・下に掲載している実施要領をご覧の上、登録フォームをメールにてお送りください。
・2019年10月31日(木)を一次募集期限としますが、今後も随時募集する予定です。
5.応募後の選考について
・本キャンペーンの趣旨に賛同し、応募いただいた地域をキャンペーン「候補エリア」として登録します。
・「候補エリア」に対しては、応募到着後1か月以内に当本部からヒアリング等による十分な意見交換を行ない、条件が整った地域をキャンペーンの「対象エリア」として設定します。
・2019年度は1~2ヵ所程度の「対象エリア」を設定する予定です。
当本部では、本キャンペーン」を通して、地域と共に新たな関西周遊の流れを創出していきたいと考えています。
なお、キャンペーン対象エリアやプロモーションの内容については決定次第別途お知らせします。
【本件お問い合わせ先】関西観光本部 地域戦略室 伊東 電話06-6223-5400
関西観光本部では、9月3日(火)~7日(土)、台湾(高雄・台中・台北)にて関西の観光をプロモーションするセミナー・個別相談会を実施、関西10府県から観光・宿泊事業者等78団体118名、台湾からは現地の旅行・航空会社等3都市合計で200社320名が参加しました。
関西側からは、「新しいもの」「体験」「家族旅行」といった台湾側からのニーズに対応したプレゼンテーションや、タブレット等を駆使して各地の魅力をPRするとともに商談を展開。大阪や京都以外にも、関西各県の最新の情報が得られそうなブースが特に賑わいを見せていました。
台湾側からは入場料や駐車場の設備、所要時間など、ツアー造成に直結する質問、関西各府県の具体的な観光地や周遊コースに関する質問が多く出されたほか、ミシュラン星付レストランやさらに新しい観光素材など、リピーターや富裕層向けの情報提供も求められました。
この事業は6年目を迎え、台湾市場の拡大を目指す関西の事業者には商談のプラットフォームとして定着を見せています。また、現地にて日本大使館の役割を担う公益財団法人日本台湾交流協会の経済部観光交流組長(JNTOの台北事務所長に相当)が、『台湾の旅行会社の中で“9月初旬の関西大商談会”として定着している』として視察に訪れるなど、台湾側でも定着が見られています。
今後、個別相談会と連動したエージェントファムや、将来の訪日FITリピーター増加を視野にした学生インフルエンサーのファムトリップ等、さらに充実した台湾向けプロモーションを検討していく予定です。