関西観光本部では、イタリア・ミラノに拠点を置くランドオペレーター Il Viaggio Travel Atelier 主催のIl Viaggio Academy に、JNTOローマ事務所・伊勢志摩ビューローと2022年1月20日(金)に参加し、関西並びに伊勢志摩の紹介を行いました。
イタリアではオミクロン株急増後も日本への渡航意欲は高く、新規問い合わせが多く入っており、ロングホール(欧州域外)を扱う旅行会社では、日本の入国制限解除に備え、イタリア国内の旅行会社向けに目的地の最新情報の発信を行っているとのことです。
今回は Il Viaggio Academy が人気の高い日本に特化した Japanese Chronicles (日本の詳細)をテーマにウェビナー方式で提携旅行会社向けに企画し、その講師をJNTOローマ事務所に依頼、JNTOからの紹介で関西及び新たな滞在先の紹介として伊勢志摩のセミナーが実現しました。
セミナーには25社が参加し、Q&Aでは日本入国規制解除についての興味が高く、イタリアの旅行会社から『GW後の受入に備えている』との目安になる話もあり、その積極性を感じました。Il Viaggio Travel Atelier はSITや富裕層の扱いが多いので、コロナ後は少人数の旅行から復活すると言われ、今後の動きにも期待できます。
当本部では今後もB to Bを意識し、コロナ禍でも可能なウェビナーやウェブ商談を行い、コロナ収束後の訪日旅行復活を見据えたプロモーションで、関西の魅力発信並びに関西広域への訪問客増に取り組みます。
不審なメール(なりすましメール)に関するお詫びと注意喚起
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2022年2月3日頃から、当財団の職員を装った「不審なメール」が不正に送信されるという事実を確認いたしました。メールの送信の対象となりました皆様には多大なご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。
当財団職員を装ったメールで内容に心当たりがないメール、業務に関係のないメールを受信された場合は、ウイルス感染や不正アクセス等の危険がありますので、添付ファイルの開封を行わず、メールごと削除していただくようお願いいたします。
万が一、皆さまのパソコンで当財団職員を装った「不審なメール」の添付ファイルを開封された場合、お手数ではございますが、直ちに御使用中のパソコンからLANケーブルを抜く、WiFi 接続を切断するなどをおこない、御社のセキュリティ管理者にご報告いただくなど、必要な措置を講じていただきますようよろしくお願い申し上げます。
現在、当財団としてセキュリティ対策を図っておりますが、今回の「不審なメール」の特性上、収束には一定の日数を必要とすることから、皆様には今しばらくご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
引き続き情報セキュリティ対策を強化してまいりますので、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
【現在確認されている不審なメールの一例】
メール送信者の表示名と送信元アドレスに相違があります。(当財団職員の名前が表示されていますが、送信元のメールアドレスは、当財団職員のアドレス(XXX@kansai.or.jp)とは全く異なるものとなっております。)
「添付ファイルの解凍パスワードをお知らせします」といった、添付ファイルの開封を誘導する内容のメールが送信されているケースが確認されております。
第8回台湾大商談会をオンラインで実施いたしました
関西観光本部と近畿運輸局は、1月11日(火)から19日(水)まで台湾の旅行会社とのオンライン商談会を開催しました(教育旅行誘致セミナー・商談会は併催)。 第2回となる今回は、経済的に苦境に立つ台湾の旅行会社は有力56社が参加し、各社の訪日担当者は、コロナ後の関西向け旅行商品造成のための情報を熱心に聞き、質問し、意見交換をしました。一方、関西の観光関連事業者・観光協会・DMO・自治体も、オミクロン株急拡大の中、コロナ後を見据えたビジネスチャンスや自地域への誘客による将来的な訪日需要拡大を企図して、60社・団体が参加しました。旧知の台湾旅行会社と旧交を温める、新規旅行会社を開拓する、といった目的だけでなく、都合の良い日・時間に、どこからでも参加でき、マッチング前の旅行会社のプロフィールからターゲティング、戦略的な商談ができるといった、オンラインならではの利点を最大限に生かし、1,053商談が成立しました。 関西観光本部では、3月(3/4~3/11の平日のうち、ご希望日)に、中国の旅行会社とのオンライン商談会を実施いたします。中国の旅行会社は約70社から参加申込み(1/26時点 ※商談会実施時の状況や旅行会社の事情によって、参加旅行社が変動する場合があります)をいただいており、関西への強い旅行需要や中国の旅行エージェントの高い期待があります。この商談会は、高額消費者層へのアクセス、新しい観光コンテンツの提案など、今後の中国市場へのアプローチをご検討いただくにあたっても、貴重な機会になると考えております。つきましては、本商談会につきましても是非ともご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
●参加者募集『オール関西 第1回 中国大商談会(オンライン)』について
https://ddx.cdn.msgs.jp/k2vq/ddx/information_pdf0128.pdf
関西元気文化圏賞の贈呈式を実施いたしました
2022年1月24日(月)、大阪市北区中之島のリーガロイヤルホテル大阪にて「2021年 関西元気文化圏賞」(文化庁芸術祭賞と共同表彰)の贈呈式を行い、関西元気文化圏推進協議会 松本正義会長(関西観光本部理事長)から受賞者へ賞状およびトロフィーが授与されました。
「関西元気文化圏賞」は、文化を通じて関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人・団体に対して、年一回、感謝と一層の活躍を期待して表彰しており、19回目となる今回の大賞には、プロ野球でリーグ優勝を果たしたオリックス・バファローズが選定されました。
また、2021年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されたことから、今回は特別に、「東京2020オリンピック・パラリンピック特別賞」が設けられました。
当日は、オリックス・バファローズ球団マスコットのバファローブル・バファローベルがかけつけてくれ、会場を大いに盛り上げてくれたほか、各賞を受賞された方々から受賞の喜びやこれからの抱負を語っていただき、会場内は笑顔と感動に包まれました。各賞を受賞された方々は下記の通りです。
■2021年 各賞受賞者(敬称略)
【大 賞】
オリックス・バファローズ
【特別賞】
塚本 康浩(京都府立大学 学長・獣医学博士)
文楽夢想実行委員会
【東京2020オリンピック・パラリンピック特別賞】
関西出身の東京2020オリンピック・パラリンピックメダリスト 31名
※東京2020オリンピック・パラリンピック特別賞の皆様は、別添の贈賞理由でご確認ください。
【ニューパワー賞】
反田 恭平とJapan National Orchestra株式会社
金子 扶生(バレエダンサー)
チャイナエアライン(中華航空) の機内エンターテインメントにて、当本部制作の関西広域の魅力を伝える動画の放映が開始されました
この度、チャイナエアライン(中華航空)の新機種A321neo(25機)の機内エンターテインメントにて、関西観光本部制作の関西広域の魅力を伝える動画が放映されることとなり、2022年1月から放映が開始されました。(KIX線での放映は順次展開予定)
『Spiritual KANSAI』シリーズをはじめ『The Exciting Journey – Stunning Views – KANSAI, Japan』など計11本の動画が、ビジネスクラスおよびエコノミークラス機内パーソナルTVにて視聴可能となっています。
関西観光本部では、今後もこのような取組をはじめ、”KANSAI”の多彩で豊富な魅力を世界に向けて発信してまいります。
関西のインバウンド観光の新たなグランドデザインの策定に向けた第1回策定会議を開催しました
関西観光本部では、11月30日(火)、関西のインバウンド観光が目指す姿を示す新たなグランドデザインの策定に向けた第1回策定会議を開催いたしました。
これまで2回にわたる有識者会議の中で頂戴したご意見をとりまとめた「ご提言」を踏まえ、関西の民間、行政、学識経験者、地域など幅広い関係者の皆様からご意見を頂戴し、関西インバウンド観光の目指す姿を共有しました。
次回の第2回策定会議(3月10日)に向け、今回のご意見をまとめて、広域観光推進のための「ONE関西」の考え方で取り組む新たなグランドデザインの策定を進めてまいります。

上記「関西ツーリズムグランドデザイン2025」 (案) 資料(PDF版)は下記URLをクリックしてください
https://kansai.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/01/GD.pdf

新光三越百貨店『日本商品展』にて関西観光特展ブースを出展しました
関西観光本部では、2021年10月21日(木)~11月7日(日)に、台湾随一の広い客層とブランド力を誇る新光三越百貨店 台北信義新天地店で開催された『日本商品展』に、関西観光特展ブースを出展しました。
台湾(台北)においても、イベント等への入場制限など新型コロナウイルス感染症の影響があり、昨年よりも来店客数は減少した一方、「日本商品展」来場者数期間計14万人、そのうち関西ブースへの来場者数約1万2千人と、日本商品展への来場者数は増加する結果となりました。
現地では「日本へいつ行けるようになるのか」「関西へ行きたい」という声や、また、ポストコロナにおける「関西旅行」への期待として、日本食への関心が変わらず高く、また「食」も含めた関西の文化体験などへの期待を寄せられました。
関西のさらなる認知向上と入国制限解除後の関西広域への訪日需要の回復・促進・拡大を図るため、今後も関西広域のPRに取り組みます。
お住まいの府県内旅行にお得な割引・クーポン
関西の各地域においてお得なツアー情報を集約しております。是非一度ご覧ください
https://www.the-kansai-guide.com/ja/premium/enjoy/tour-information/
関西観光本部
関西経済連合会の「食の多様性推進ラウンドテーブル」が創設されました
「食の多様性推進ラウンドテーブル」の設立式・第1回総会が(公社)関西経済連合会により12月13日(月)に開催され、当本部も同ラウンドテーブルに参画し、東井専務理事が出席いたしました。
同ラウンドテーブルは、2025年大阪・関西万博に向けて、ムスリムフレンドリー、ベジタリアン、ビーガン、アレルギーなどの食の多様性(フードダイバーシティ)に対応できる環境を作り、多様な人々が快適に日本での観光・生活を楽しめることを目指しており、観光業・海外の経済団体等を中心に約20社・団体で構成されています。
今後、同ラウンドテーブルでは、情報発信や環境整備などの活動を進めていきますが、当本部も構成団体の一つとして、連携・協力を進めていきたいと思います。
「National Geographic Traveller UK」掲載にむけた取材受け入れを行いました
関西観光本部では、10月25日(月)~11月3日(水)、英国で最も影響力のある旅行誌である「National Geographic Traveller UK (NGT UK)」で関西特集を掲載するため、日本在住の記者(Mr. Ben Weller)を招請しました。
THE EXCITING KANSAI(関西を8つのエリアで紹介)の中から、「山陰海岸」・「福井~琵琶湖西岸」の自然の魅力と、「都文化の源流をたどる」・「Stay & Eat」をテーマに京都府を取り上げました。
この招聘については、近畿運輸局、京都・兵庫・鳥取三府県広域観光交流圏推進実行委員会、福井県、びわ湖大津観光協会、京都府、海の京都DMO並びにお茶の京都DMOの協力のもと、受入れが実現しました。コロナ禍における広域での取材のため、度重なる日程変更を強いられましたが、無事取材を行うことができました。
各自治体とNGT UKと当本部の間で、事前にテーマや取材先について意見のすり合わせを行い、山陰海岸ジオパークでは海岸美の素晴らしさを、福井県では自然・禅・伝統工芸を、滋賀県では比叡山延暦寺を取り上げました。
また、都文化の源流をたどるストーリーでは、茶道を都文化の集大成と位置づけ、ちりめん・抹茶・茶器(焼物・竹)などの素材や製作の過程からはじまり、製品に至るまでを取材しました。さらに、Stay & Eat では、宿泊施設によって異なる食事に焦点を絞り取材を行いました。
今回取材を行った記者は伝統工芸の職人について、後継者や環境問題に高い関心を持たれておりました。
英国でも関心の高い日本食について、和室であれば部屋食、茅葺き古民家では炉を囲みながらの食事スタイルなど、宿泊先によって異なるサービス方法は大変注目されており、更なる関心の広がりにつながると期待しております。
なお、今回の取材の内容は英国で2022年3月3日に同時発売されるNational Geographic トラベル誌とフード誌に掲載される予定です。
今後も、当本部ではコロナ収束後の訪日旅行復活を見据えたプロモーションを行い、SDGsを意識した魅力発信につとめ、英国から関西広域への訪問客増に取り組む予定です。