2019.11.12 | フランス旅行メディア向け 関西・東北連携のファムトリップを実施しました |
関西観光本部では、10月15日(火)~23日、フランス旅行雑誌2社(「VOYAGES」「Yonder」)から2名を招聘し、関西~東北のファムトリップを実施しました。
地域連携によるプロモーション事業の一つとして、欧州からの関西訪問リピーター率向上を目指すべく、自エリアにはない魅力を持ち(対比性)、かつ、関西とのつながり(親和性)のある他エリア、東北との新たな観光ルートのフランスへの情報発信に向け、両エリアの取材を行ないました。
「町人文化」の関西と、「農村文化」の東北の対比を通じ文化の違いを体感すると共に、関西と東北をつなぐストーリーの発端となる近江商人と伝統工芸の町を訪問し、今回のテーマを再確認することができました。関西エリアでは三重県の伊勢神宮、伝統工芸の伊勢型紙、宿場町の関宿、滋賀県の近江日野商人館、近江手織りの里にて体験や取材を行いました。フランス人の訪日旅行での期待度の高い、「歴史・伝統文化体験」、「伝統工芸」のテーマ性を重視した取材地は、ライター達も非常に関心が高い様子で、それぞれの話に興味深く、しっかり耳を傾けていました。
関西の取材後、東北への移動には、航空会社が設定する訪日外国人専用の運賃プランを利用しました。滞在期間中も安価で効率的な移動の実現が可能です。
当本部では今回の成果を検証し、今後も他ブロックとの連携も含め、フランスから関西広域への訪問率向上に取り組んでまいります。