お知らせ

2019.10.15 英国旅行業協会の東京会議「The Travel Convention」に出展しました

関西観光本部では、10月7日(月)~9日(水)、東京・グランドプリンスホテル新高輪に於いてアジアで初めて開催された、英国旅行業協会(ABTA)年次会議「The Travel Convention」に出展し、英国の旅行会社・メディア約500名に対して、関西のPRを行いました。
ABTAは、ロンドンに拠点を持つ英国最大の旅行業協会で、約 1,200 社の旅行会社やツアーオペレーター等が加盟する団体です。「The Travel Convention」はABTA が主催する最大のイベントで、英国以外の主に欧州域内において毎年開催されており、旅行業界における最新トレンドに加え、政治、経済、IT、消費者動向等、今後のビジネス展開に有益な情報が提供されます。
現状、英国全体の海外旅行者数7,173万人に対して、訪日旅行者数は33.4万人に過ぎません。ABTA参加者は日本を販売していない代理店が多く、当本部ブースやレセプション会場での参加者との意見交換では、「KANSAI」の知名度の低さも痛感しましたが、国技館と同じ土俵で相撲が取れる「体験」やゴールデンルートから最も近いスキー場「スポーツ」、三大ブランド牛と調理方法の違い「食」といった説明したところ、日本・関西に大変興味をもっていただくことができ、今後のPRの際の留意点であることが分かりました。
また、会議終了後には、ABTAのマーク・タンザーCEOと当本部の東井芳隆専務理事が会談を行ない、今後の関西のプロモーション方策について意見交換しました。タンザーCEOからは、ラグビーワールドカップ終了後の関西への関心の持続や、英国航空の関西空港直行便のデイリー化といった施策の推進、関西の持つ伝統・自然・食をテーマにした観光素材の提供、関西IN-東京OUTの周遊コースをからめたPRを積極的に行ない、「KANSAI」の認知度を上げていくべきとのアドバイスがありました。
今後、ワールドマスターズゲームズ関西や大阪・関西万博といった大規模な国際イベントによる世界的な露出も活用し、英国での「KANSAI」認知度アップに努めてまいります。

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