2017.05.26 | ロシア極東・ウラジオストクでのKANSAIプロモーションを実施しました |
関西観光本部では、5月19日~21日の間、ロシア・ウラジオストクで開催された「太平洋国際観光博覧会(PITE) 」に山陰インバウンド機構と連携して参加し、現地で関西地域のPRを行いました。
ロシア市場では、査証発給要件の緩和や日本との直行便の増加などで、訪日観光客は大きく増加しています。
中でもウラジオストクをはじめとした極東地域では、韓国を経由した境港までのフェリーや、4月28日から就航した関西空港への直行便(S7航空)を活用した身近な旅行先として日本・関西への注目が高まっていますが、まだまだ基本的な情報が不足している状況です。
そこで、関西観光本部では、関西の情報をシンプルにまとめたロシア語パンフレットを作成し、自治体どうしの結びつきの強い「山陰インバウンド機構(鳥取県・島根県)」の協力を得ながら、PITEでKANSAIブランドをPRするとともに、ウラジオストク市内の旅行会社への訪問で相互に情報交換を行いました。
PITEでは、日本への旅行に興味を持つ家族連れ、学生、シニア世代の方々だけでなく、情報と連携を求める旅行会社やメディア会社の担当者も多数ブースを訪れ、期間中ずっと賑わいを見せました。
来訪者からは、関西の場所や地域の特色、交通手段やお値段などの基本的な問合せを多数いただきましたが、中には極東と日本のつながりや文化遺産の成り立ちなど興味をもってお話される方もいて、日本文化を理解したいと考える親日的な方が多数いらっしゃることを実感できました。
かつて軍事都市で外国人の立ち入りが制限されていたウラジオストクですが、1990年代以降は日本海に開かれた港町として発展している街です。
関西観光本部では引き続き、極東地区での注目を高めるべく、KANSAIブランドの浸透に努めてまいります。