関西観光本部では、2月13日(水)から17日(日)までタイで開催された「Thai International Travel Fair」にブース出展し、関西のPRを実施しました。さらにブースで5日間で400人の方にアンケートを実施し、関西への旅行目的、情報収集手段等を尋ね、市場動向の把握にも努めました。またTITF事務局のFacebookの取材も受け、その模様はLIVEで発信されました。
タイ市場は、2018年の訪日外客数が約113万人と前年比14.7%の伸びを果たし、ここ数年来の好調さを維持しております。また半分以上が訪日回数2回目以上というリピーター率の高いマーケットで、個人旅行の形態をとる人も7割を超えています。このような数字が物語るようにブースには、多くの人がパンフレットやマップを求めに集まり、関西広域に渡る観光地の情報や交通手段についての問合せが、かなりの数ありました。
同旅行フェアーは、毎年5日間で50万人以上の来場があり、タイの方の海外旅行に関する関心の深さが窺われます。ブースで実施したアンケートや各種動向調査等を基に、今後も市場に即したプロモーションを行っていきます。
スペイン旅行博“FITUR2019”に出展しました
関西観光本部は、1月23日~27日に昨年に続きスペイン・マドリッドで開催された旅行博“FITUR2019”に出展しました。
“FITUR2019”は、総入場者数が約25万人を数える世界最大級の旅行博のひとつで、スペイン本国はもちろんのこと、欧州やスペイン語を話す中南米なども含む数多くの来場者が関西ブース訪れ、広く関西のPRを行うことができました。
また、JNTOのメインステージにおいては、関西の多彩な魅力紹介に加え、WMG2021や大阪万博、灘伏見の日本酒の紹介及び試飲会を実施し、盛り沢山な関西の魅力を体感いただきました。
好調なスペイン経済を背景に、海外旅行需要が高まるスペインでは、JNTO調査の「今後行きたい観光旅行先」として、第一位の米国の次に日本が選ばれるなど、日本への関心が高まっており、今後もさらなる成長が期待されております。関西観光本部として、今後も積極的に誘客に向けて取組んでまいります。
オーストラリア・シドニーで関西をPRする企画を実施しました
関西観光本部では、大阪観光局、関西エアポートと合同で、オーストラリア最大の都市シドニーでのプロモーション活動を行いました。
まずは2月2日~3日に昨年に続き同国最大級の旅行博「Travel Expo 2019 Sydney」日本ブースに出展、翌日2月4日にはシドニー市内の名門ホテル内日本料理レストランに旅行会社など約50名を招き、関西の食や酒を楽しみながら関西を紹介するセミナーを開催しました。今回は自治体や地域DMO、鉄道会社など総勢15名がそれぞれの関西の魅力を紹介し、参加の皆様に関西を強く印象付けられたのではないかと考えています。
好景気が続き、滞在日数も長く親日的な豪州からの旅行者は増え続けています。またシドニーから関西空港への直行便が昨年12月増便し、ますます日本・関西への注目が高まっています。さらに、これからラグビーの世界的な大会やワールドマスターズゲームズを控え、より重要なパートナーになると考えていますので、関西観光本部では、引き続き豪州マーケットに関西の魅力が伝わるよう努めてまいります。
【旅行博「Travel Expo 2019 Sydney」概要】
日時; 2019年2月2日(土)~2月3日(日) 各日10:00-16:00
場所; The Dome & Hall 2 Sydney Showground, Sydney Olympic Park
規模; 約27千人(昨年実績)
日本ブース概要; 9小間81㎡(会場内最大)の日本ブース内で3小間分を関西ブースとして展開
【関西セミナー概要】
日時; 2019年2月4日(月) 12:00-16:00
場所; The Grace Hotel Hotel Sydney内 本格寿司割烹店「達磨」
参加者; 現地旅行会社など33社53名
New York Times Travel Show(NYTTS)旅行博覧会(ニューヨーク)に出展しました
関西観光本部では、1月25日(金)から27日(日)まで、米国東海岸最大の旅行博覧会であるNew York Times Travel ShowのJNTOブースに初出展をしました。
初日がBtoB、2、3日目がBtoCの構成で、昨年計約30,000人、今年は40,000人の参加が見込まれていました。
現地では関西の関心度が高く、3日間共に朝から夕方まで絶えず来場者で活況を呈し、3日目の午前中には持参資料の8割がなくなる状況で、関西各府県市資料はすべて配布しました。
BtoCの来場者の日本認知度は、「東京、京都の名前は知っているが、コンテンツは知らない」といった方々が全体の8割で、その内1割が今年度計画(3月~7月)の為の周遊方法や関西のコンテンツ情報収集を目的とした来所でした。
全体の約1割の方は、「大阪、京都、奈良は、前回訪問しているので、他の関西情報が欲しい」という来場者で、関西各地の情報は喜んで頂けました。関西各地の認知度はまだ低いですが、説明すると熱心に耳を傾ける人々が多く、大きな「伸びしろ」を感じました。
関西の認知度が低いことから、ゴールデンルートに沿った定番コースから案内し、京都、大阪を起点にした関西各地への周遊を目的にした1泊、2泊の位置付けとしての案内が、理解も早く効果的だと感じました。
「第2回関西インバウンド交流会2019」事前来場登録を受付中です
2019年2月26日(火)~27日(水)の2日間、グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)にて開催する「第2回関西インバウンド交流会2019」の事前来場登録を受付中です。
多くのみなさまのご来場を心よりお待ちしております。
▼来場事前登録はこちらから
https://www.tvoe.co.jp/inbound/beforehand/
※セミナーの受講ならびにご入場には「事前来場登録」が必要です。(無料)
<開催概要>
■日時:2019年2月26日(火)12:00~17:00/27日(水)10:00~16:00
■会場:グランキューブ大阪(大阪府立 国際会議場)
■主催:一般財団法人 関西観光本部、株式会社テレビ大阪エクスプロ
▼公式ホームページはこちら(セミナー一覧を更新しました)
http://www.tvoe.co.jp/inbound/
▼展示会案内リーフレットはこちら
http://www.tvoe.co.jp/inbound/annai.pdf
出展企業やセミナー内容の一部を下記で公開しております。ご確認ください。
■関西インバウンド交流会2019 Facebookページ
https://www.facebook.com/tvoeinbound/
画像は昨年度の様子です。
2018年関西元気文化圏賞贈呈式(大阪)を実施しました
関西元気文化圏推進協議会(会長:松本正義 関西観光本部理事長)は、1月22日(火)、文化を通じて関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人・団体に対して贈られる『2018年関西元気文化圏賞』の贈呈式を大阪で開催しました。大賞は、がん免疫療法の原理を実証された京都大学高等研究院の本庶佑副院長/特別教授に、特別賞は、史上初2度目の春夏連覇を達成された大阪桐蔭高校硬式野球部と、国内で群を抜く16頭目の繁殖に成功し注目されたアドベンチャーワールドが選ばれ、「パンダちゃん」も駆けつけてくれました。
今後の活躍が期待されるニューパワー賞には、同志社香里高校ダンス部、スーパーキッズ・オーケストラ、関西経済同友会 企業所有美術品展実行委員会の3組が選ばれ、日本高校ダンス部選手権で2連覇を達成した同志社香里高校ダンス部は「くノ一」衣装を纏い元気溢れるダンスパフォーマンスを披露、スーパーキッズ・オーケストラからも19名のメンバーが勢揃いし、美しい調べの弦楽器演奏をされ、会場は大いに盛り上がりました。
有力なランドオペレーターを招いて商談会付きファムトリップを実施しました
関西観光本部では、1月15日(火)から17日(木)まで、主に東南アジア市場の現地旅行会社へ旅行商品の企画提案等を行うランドオペレーター14社を首都圏等から招請するファムトリップを実施しました。これは海外の訪日旅行商品造成にランドオペレーターが深く関与しているという現状もあり、昨年度より開始し好評を得ております。今年度からは、自治体の要望もあって、2度行うこととし、昨年の10月に続いて実施したものです。
今回は、新神戸駅からスタートし、まず六甲山スノーパークでスキー場を見学した後、鳴門市へ向かいました。大鳴門橋の渦の道を歩いた後、徳島県の観光事業者17社との商談会を開催し、そこでは熱心な商談が行われました。翌日は、徳島市へ移動し、眉山ロープウェイ乗車後阿波踊り会館へ行き、阿波踊りも体験しました。午後からは、南海フェリーで和歌山県へ渡り、夕方からは和歌山県の観光事業者15社との商談会に臨みました。ここでも活発な商談が行われ、参加した事業者はとても満足な様子でした。
最終日は、和歌山城、黒潮市場を見学した後、最後の訪問地であるあべのハルカスへ向かいました。あべのハルカス見学後に、同施設で開催した関西総合商談会では、実に関西の観光事業者等44社70名以上が参加し、会場は大変な熱気に包まれました。各社にとっては、有力なランドオペレーター14社と一同に商談できる場とあって、自らの事業等を懸命に訴える姿が印象的でした。当本部としてもこのようなファムトリップは、意義あるものと認識し、来年度以降も年2回のペースで実施する所存です。
訪日外国人旅行者向けマナー啓発動画「シュシュッと解決!Japanese Culture & Manner」の公開について -異文化理解で観光地のトラブル解消を目指します-
関西観光本部では、急激に増加した外国人旅行客によって、関西各地でマナー上のトラブル等が顕在化している現状を踏まえ、日本・関西の旅行中に、旅行客側・受け入れ側が双方に理解すべき文化の違いを取り上げながら、日本の文化や観光マナーを解説した動画を制作しました。
本動画をYouTubeでも発信するほか、各地の自治体・DMO・観光協会・観光事業者等にもご活用いただけるよう無料で配布いたします。
訪日外国人と日本人の相互理解を促し、お互いに気持ちの良い体験づくりをサポートするためのツールとして、広くご活用ください。
多くの皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
≪概要≫
(1) 名 称
シュシュッと解決!Japanese Culture & Manner
(2) 内 容
○外国人旅行客が日本・関西を訪問した際に実際に遭遇すると想定される10の場面をピックアップ。
外国と日本の文化の違いを学びながら、マナーを啓発します。
【10の場面(動画テーマ)】
「お参り」 「写真撮影」 「ゴミは捨てない」 「おもてなし」 「喫煙場所」
「お寿司屋」 「コンビニ」 「銭湯」 「座禅体験」 「買い物」
※各1~2分程度 ※英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)対応
○動画の中に外国人が扮した「忍者」のカップルが登場。
外国人旅行客の関心をひきつけながら、楽しく日本のカルチャーとマナーが学べます。
(3) 動画の視聴およびダウンロード
※他のテーマは当本部Youtubeでご覧いただけます。
【残り15名です】通訳案内士スキルアップ研修を実施します
関西観光本部では、関西広域連合からの依頼をうけ、関西の観光資源や日本文化等の様々な魅力に関し、質の高いガイドサービスが提供できるよう「通訳案内士スキルアップ研修」を、2019年2月19日(火)~21日(木)の3日間、大阪市北区にて開催いたします。また、オプションとして2月22日(金)は奈良へのバス研修を行います(奈良研修は定員に達したため、締め切りました)。
研修受講者には関西広域連合が発行する修了証の交付を行うほか、希望される方は、旅程管理研修(国内)も受講いただけます。今何が求められているのかを考えるきっかけとして、更なるスキルアップの一環として、この研修にご参加ください。残り15名となっておりますので、募集要項をご確認の上、お早めにお申し込みください。
詳細は以下のURLをご参照ください。
https://kansai.or.jp/infomation/tsuyaku2018.html
インド主要3都市において関西をPRする「KANSAI Tourism Seminar」を開催しました
関西観光本部と大阪観光局、和歌山県は、関西の主要な観光事業者とともに、総勢12名でインドを訪問。首都デリー・経済的な中心地ムンバイ・北部グジャラート州の州都アーメダバードの3都市で「KANSAI Tourism Seminar」を実施し、同国の旅行会社と一部メディアを対象に、個別商談と関西を紹介するプレゼンテーションを実施しました。経済発展著しいインドは、数年後には世界最大のアウトバウンド市場になると想定され、日本への関心も急速に高まっています。このたびはJNTOデリー事務所の全面的なバックアップをいただき、インドの旅行会社に対して「日本の目的地=関西」を訴求しました。言語や宗教、食文化など多様なインドからの訪日客を迎えることは難しい面もありますが今後の可能性は非常に大きいものがあります。関西観光本部ではこのたびのセミナーなどを通じて相互の理解促進と関西への誘客促進につなげてまいりたいと考えています。
【KANSAI Tourism Seminar 実施概要】
12月4日(火) デリー、ホテルメトロポリタン (15社20名参加)
12月6日(木) ムンバイ、アンバサダーホテル (26社37名参加)
12月7日(金) アーメダバード、プレジデントホテル(39社43名参加)