関西観光本部では、8月1日(木)から3日(土)までベトナム・ホーチミンを訪れプロモーションを実施しました。今回は、関西の鉄道各社及びそのグループ会社等9社が参加しました。現地では、1日にベトナムの旅行会社10社との個別商談会、2日にベトナムのLCCであるベトジェット及び大手旅行会社2社を訪問するセールスコール、3日にH.I.Sが主催者として開催している旅行博・FEEL JAPANの視察を行いました。さらにその後にJNTOの高橋歩ハノイ事務所長より我々のためだけのご講演も賜り、全体を通して有意義なプロモーションとなりました。
ベトナム市場は、2018年の訪日外客数が約39万人と前年比26.9%の伸びを果たし、今年に入ってからも好調を維持しています。2019年も6月までの半年間で既に25万人を数え、最終的には50万人前後となる見通しです。但し、同市場が他の東南アジア市場と大きく変わる点は、訪日目的の内、商用が2割、留学生・技能実習生が5割と多く、観光目的は3割程度の割合というところです。しかし観光目的の伸びも前年から3割近くあり、またコースの主流は、現在はゴールデンルートでありますが、関西インアウトの商品も作られ始め、今後が期待できる市場と言えます。当本部としても今後も継続的にプロモーションを展開してまいります。
第4回「はなやかKANSAI魅力アップアワード~関西インバウンド大賞~」公募開始のお知らせ
経済産業省近畿経済産業局では、関西の魅力向上に向け、インバウンド観光需要の取込や在住外国人の居住・生活サポートに資する優れた取組を表彰する「はなやかKANSAI魅力アップアワード」の公募を開始しました。奮ってご応募ください。
【「はなやかKANSAI魅力アップアワード」とは】
急増する訪日外国人旅行客による経済効果を関西に波及させるには、更なる訪日外国人の受入環境の整備・充実を進め、関西の魅力を向上し、広く発信することが重要です。
本アワードは、優れた外国人受入環境整備への取組を先進モデルとして表彰・周知することにより、他地域における取組への機運醸成と展開を促進し、拡大するインバウンド観光需要の取込みによる地方創生とグローバル人材・企業の誘引に資することを目的とします。
インバウンド観光需要の取込みや在住外国人の居住・生活サポートに寄与する事業・活動に対して、総合的に優れた取組及び各審査項目において突出して優れた取組を、「はなやかKANSAI魅力アップフォーラム」(*)に推薦し、同フォーラムにおいて関西インバウンド大賞、他数件の表彰を予定しています。
*「はなやかKANSAI魅力アップフォーラム」:外国人観光客に限らず、ビジネスマン、留学生等の受入に向けて、外資系企業、総領事館、留学生等の外国人の視点に立って、関西の強みや克服すべき課題について、関係機関が共有・議論する場として平成27年6月に設置(事務局:関西経済連合会)。
<フォーラム参画機関>関西広域連合、自治体、関西経済連合会、関西経済同友会、関西商工会議所連合会、関西観光本部、日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部、中小企業基盤整備機構近畿本部、近畿総合通信局、外務省大阪分室、大阪税関、近畿農政局、近畿経済産業局、近畿地方整備局、近畿運輸局
【応募対象のテーマ・分野】
関西2府5県(福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)及び三重県、鳥取県、徳島県において実施されているテーマ1~3の事業・活動を対象とします。
<テーマ1:観光・訪日客を誘引する関西のさらなる魅力づくり>
1 観光情報の発信・プロモーション 2 観光商品・サービスの造成
3 観光地づくりへの体制整備 4 観光人材の確保・育成
<テーマ2:住み心地の良い生活環境づくり>
1 きめ細かな生活サポート 2 コミュニティ・交流
<テーマ3:学び、働き、活躍できる環境づくり>
1 学び、活躍できる環境づくり 2 ビジネスのしやすい環境整備
【応募期間】 2019年7月24日(水)~2019年9月13日(金)(*期日までに必着)
【応募方法等】 応募方法や応募書類等の詳細は、近畿経済産業局HPを御覧ください。
【評価方法】 応募案件は、事前評価(書面/現地調査)及び在住外国人によるワーキングを経た後、学識経験者等の有識者による評価が行われます。
【応募・お問い合わせ先】「はなやかKANSAI魅力アップアワード」事務局
近畿経済産業局 通商部 投資交流促進課
〒540-8535 大阪市中央区大手前1丁目5番44号
TEL:06-6966-6033 E-mail: charm-kansai@meti.go.jp
日本最大級の訪日外国人向け観光情報サービスの関西版「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI」記者発表会を開催
大阪市高速電気軌道株式会社、南海電気鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社、株式会社ぐるなび、および一般財団法人関西観光本部の6社・団体では、それぞれが持つ資源やネットワークを活用・連携して、関西の魅力を訪日外国人向けに発信する観光情報サービス「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI」を2019年7月24日にグランドオープンしました。
◆LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI
グランドオープンを記念して、7月24日、グランキューブ大阪(大阪市北区)にて記者発表会を開催しました。発表会では、事務局企業を代表して当本部の松本正義理事長、株式会社ぐるなびの滝久雄取締役会長からの挨拶の後、吉村洋文大阪府知事、藤田耕三国土交通省事務次官、田端浩観光庁長官よりそれぞれご挨拶を頂戴しました。
同時に、JR大阪駅「旅立ちの広場」にて、実際に外国人のお客様にこのサービスを体感いただく「タッチ&トライ」のイベントも開催しました。
「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE」は、観光情報や飲食店情報をはじめ交通案内など、日本の旅に役立つさまざまな情報をワンストップで提供するWEBサービスです。2016年の東京版オープンから3年で、年間利用者数3,500万人を誇る日本最大級の訪日外国人向け観光情報サービスに成長し、東京版、北海道版に続き、西日本では初となる第3弾として関西版をオープンしました。これまで東京版、北海道版で蓄積したノウハウも活かし、訪日外国人の関西広域への周遊を促進していきます。皆様の積極的なご利用をお願い申し上げます。
■「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI」事務局:大阪市高速電気軌道株式会社、南海電気鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社、株式会社ぐるなび、一般財団法人関西観光本部
■「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE KANSAI」応援パートナー:京都市交通局、神戸市交通局、関西エアポート株式会社、全日本空輸株式会社、日本航空株式会社、Peach Aviation株式会社
「JNTOマーケティング研修会2019in関西」のご案内【定員に達しましたので申込受付を終了しました】
【本研修会につきましては、定員に達しましたので7月30日をもちましてお申し込みを締め切らせていただきました。あしからずご了承ください。】
日本政府観光局(JNTO)および関西観光本部では、8月21日(水)にマイドームおおさか(大阪市中央区)にて、JNTOのマーケティングやプロモーションの取組を具体的かつ実践的な内容でご紹介させていただく「JNTOマーケティング研修会2019in関西ー訪日インバウンド向けプロモーションのための最新マーケティング手法ー」を開催します。参加費は無料です。奮ってご参加ください。
ご案内・お申込みは添付PDFをご覧ください。
「G20大阪サミット」を通して関西の魅力を広くPRしています
関西観光本部(理事長=松本正義関西経済連合会会長、以下当本部)では、G20大阪サミット会場等にて、当本部の持つコンテンツを活用して、サミット参加の皆様やプレスの皆様に対し、広く関西への関心を持っていただくための取組を行なっています。
【実施内容】
1.G20歓迎レセプションでの動画放映
6月27日(木)にリーガロイヤルホテル(大阪市北区)にて開催された「2019年G20大阪サミット 大阪・関西歓迎レセプション」の開場から開宴までの約30分間、当本部制作の動画「関空、驚異の復旧の全貌」(2018年9月制作)および8K観光動画「The Exciting Journey, KANSAI」(2019年3月制作)を放映。
首脳も降り立った関西国際空港の約9ヶ月前の被災の様子、日本の技術力と情熱を集結させた驚異的スピードでの復活ドキュメントを伝えるとともに、観光地としても高い人気を誇り、多彩な魅力が凝縮された「KANSAI」を圧倒的な映像美で紹介しました。
●動画「関空、驚異の復旧の全貌」https://www.youtube.com/watch?v=HvvQhIcudn4
●動画「The Exciting Journey,KANSAI」https://www.youtube.com/watch?v=1XU7wWDmZd4
2.G20会場内(インテックス大阪)での情報発信
①G20会場であるインテックス大阪(大阪市住之江区)内に設置されている「大阪・関西魅力発信スペース」にブース出展。期間中、8K動画「The Exciting Journey, KANSAI」を放映し、関西の魅力を映像とパネルにて紹介しています。
②国内外プレス向けの「プレスキット」(G20大阪サミット関西推進協力協議会が用意)に当本部の関西広域観光ポータルサイト「The KANSAI Guide」へのQRコードを入れ、配布。
③当本部制作の外国人旅行客向けフリーペーパー「KANSAI Official Tourist Guide」を約2,000冊提供。「大阪・関西魅力発信スペース」や会場内の国際メディアセンターにて配布。
3.海外メディア向けファムトリップの実施
G20大阪サミット関西推進協力協議会およびフォーリンプレスセンター(東京)の協力の下、在京の海外特派員向けに関西広域の魅力を伝えるファムトリップを6月6日~7日に実施。4社5名(中国、香港、デンマーク、バングラデシュ)が参加し、兵庫県神戸市、京都府宮津市、京丹後市、伊根町を訪問。海外での「KANSAI」の露出後押しに取り組みました。
当本部では今後も、関西で開催される大規模な国際イベント等の機会に於いて、積極的に関西広域の魅力発信に努めてまいります。
G20大阪サミット・プレスツアーを実施しました
関西観光本部では、6月6日(木)~7日(金)、G20大阪サミット関西推進協力協議会の協力により、フォーリンプレスセンター(東京)より、日本駐在の海外メディア4社5名(中国、香港、デンマーク、バングラデシュ)を招き、「G20大阪サミット・プレスツアー」を実施しました。
今回のツアーでは、まず、神戸市にて、今年開催されるラグビーワールドカップの会場のひとつである「ノエビアスタジアム」のを視察、神戸ビーフを堪能しました。
続いて、一行はJR特急で移動し、京都府宮津市、京丹後市、伊根町を訪問。「丹後ちりめん織元たゆう」「向井酒造」といった地場産業の取材、伊根や天橋立の自然、京丹後名物の「ばら寿司」、観光列車「あかまつ」等を視察しました。
当本部では、今後も関西の国際的な認知度が大きく向上するイベントを絶好の機会として活用し、関西広域の観光振興に取り組んでまいります。
九州観光推進機構と共同でラグビーワールドカップ期間中の西日本周遊促進のための情報発信事業を実施します
一般社団法人九州観光推進機構(会長=石原進九州旅客鉄道株式会社相談役)と一般財団法人関西観光本部(理事長=松本正義公益社団法人関西経済連合会会長)では、今年9~11月に、全国12都市で開催されるラグビーワールドカップ2019(以下、RWC2019)期間中の、西日本の広域周遊の促進を目的とした情報発信事業を、連携して実施します。
RWC2019では、関西は大阪、神戸が、九州では福岡、熊本、大分がRWC2019の試合会場であり、神戸会場ではイングランド、スコットランド、アイルランドの各代表の試合が、福岡ではアイルランド代表、熊本と大分ではウェールズ代表の試合が行われることから、ターゲット市場を英国に絞り、現地の観光雑誌『Wanderlust』からライターを招請の上、関西と九州両地域の特徴的な観光素材並びに両地域を結ぶ交通手段等を紹介することで、RWC2019開催期間中の周遊促進を図ります。
【詳細】
事業名:RWC2019に向けた関西九州連携情報発信事業
対象市場:英国
情報発信媒体:旅行雑誌「Wanderlust」(8月号)
記者招請日程:2019年6月16日(日)~25日(火) ※うち関西は16~20日、九州は21~25日
取材行程:
6/16 関西国際空港IN-神戸
6/17 神戸-姫路
6/18 姫路-豊岡(城崎温泉)
6/19 豊岡-京丹後-伊根-宮津(天橋立)
6/20 宮津-尼崎-神戸(新幹線で福岡へ)
6/21 福岡-柳川-八女-福岡(福岡市)
6/22 福岡-熊本-阿蘇(黒川温泉)
6/23 阿蘇-由布-別府(別府温泉)
6/24 別府-国東半島-新門司(阪九フェリー船中泊)
6/25 関西国際空港OUT
主催:一般社団法人九州観光推進機構、一般財団法人関西観光本部
協賛:兵庫県外客誘致促進委員会、一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社、阪九フェリー株式会社
協力:一般財団法人神戸観光局、一般社団法人豊岡観光イノベーション、公益社団法人福岡県観光連盟、公益社団法人熊本県観光連盟、公益社団法人ツーリズムおおいた、阪神電気鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社
英国メディア向けファムトリップを実施しました
関西観光本部では、4月8日~10日の3日間、英国メディア向けにファムトリップを実施しました。
英国の大手・中堅新聞社から、初めての関西訪問となる記者が参加し、奈良、京都、大阪を中心に視察を行ないました。
ベーシックな観光地とともに、大阪城の石垣のストーリーや、食事、日本酒、接待文化などの日本的な要素の体験や、地域に根差したコト体験(お茶摘み体験、武士道体験、茶道体験など)も織り交ぜて案内、体感をいただきました。
今回の関係構築を契機に、引き続き英国における関西のPR、認知度向上を進めていきます。
英国富裕層取り扱いエージェント向けファムトリップを実施しました
関西観光本部では、5月14~18日、英国の富裕層を取り扱う旅行エージェント向けのファムトリップを実施しました。
今回は、大阪、京都、奈良を視察し、コト体験を中心に関西の魅力を体感いただきました。英国の本社・支社や、南フランスの支店から、マネージャークラスを中心に合計12名の参加がありました。
当本部としては、「多様なコンテンツがあること」、「満足度の高いオリジナルの体験施設があること」「食事のメニューコントロールも多岐にわたるパターンがあること」の3点を明確にご案内し、実際に体験していただくことで、印象を深めてもらうことに重点を置きました。
今後もこのエージェントを含む英国関係機関(他のエージェントやメディア)へのプロモーション活動の継続、拡大に努めていく予定です。
ドイツメディア向けファムトリップを実施しました
関西観光本部では、5月14日、JNTOフランクフルト事務所からの依頼を受け、ドイツ人新聞記者・Hubert Kemper氏(オンライン含めて24万人の読者を擁するシュトゥットガルト北部の地方紙「Heilbronner Stimme」および、発行部数22万4千部のザクセン州の地方紙「Freie Presse」の記者)を招き、大阪市内の大阪駅、梅田スカイビル、大阪城天守閣、心斎橋筋、道頓堀、法善寺横丁などでファムトリップを実施しました。
Kemper記者は、心斎橋筋について、「こんな規模の大きなショッピングストリートは今までに見たことがない。これを見るだけでも大阪に来る価値がある」と述べました。
また、法善寺横丁について、「ザ・日本、というイメージにぴったり。欧州人は落ち着いた雰囲気=日本的、というイメージを抱いており、道頓堀の喧騒から一歩入ったところにこのように落ち着いた雰囲気の場所があり驚いている」とのコメントがありました。