関西観光本部では、関西での宿泊滞在日数増や域内旅行消費額増を目的とした関西広域周遊促進事業「プラスワンナイト事業」を推進するため、2023年1月31日(火)~2月4日(土)の5日間でタイに渡り、訪日旅行を取扱っている現地旅行会社8社に個別訪問いたしました。
本事業では、当本部が今年度造成に取り組んだ「新たなルートの広域旅行商品『伊勢~奈良ルート』・『福井~琵琶湖東岸~三重ルート』」、また「さらに1泊したくなるような魅力ある旅行商品『徳島~和歌山(加太)エリア』・『若狭~森の京都エリア』」などを紹介しました。
現地旅行会社からは、紹介した新たな広域ルート商品に対するさまざまなご意見をいただき、タイのツーリストの訪日旅行ニーズという観点から、改善点や新たな可能性を確認することができました。
当本部は、それらの情報を活かすのはもちろんのこと、現地旅行会社との情報交換を密にするなど、現地との接点をより一層充実させていきたいと考えています。
今回、現地セールスコールを通じて、訪日意欲の高さをひしひしと感じることができ、現地の期待に応えるためにも、更なるプロモーション活動の強化を推し進めたいと思いますので、自治体・DMO・観光関連事業者の皆さまのご支援・ご協力を引き続きよろしくお願い申し上げます。
新規会員様のご紹介 ー ポケトーク株式会社 ー
新たに下記の企業様が賛助会員に入会されました。
以下の紹介文をいただきましたので、ぜひご一読いただきますようお願い申し上げます。
ポケトーク株式会社
代表:代表取締役社長 兼 CEO 松田 憲幸
業種:翻訳機及び翻訳に関するソフトウエアの企画開発、製造、利用許諾、販売
「言葉の壁をなくす」をミッションに、AI通訳機「ポケトーク」を提供しております。個人での観光用途や語学学習ツールとしてのご利用をはじめ、昨今では「労働現場における言葉の壁」を解決するツールとしての企業や自治体での導入、また、教育現場や医療機関、そして人道支援を目的とした活用といったエッセンシャルな現場での導入など、「言葉の壁」を抱えるさまざまな場面で活用されています。
「ポケトーク」シリーズ(初代、「ポケトーク W」、「ポケトーク S」および「ポケトーク S Plus」を含む)の累計出荷台数は、2017 年 12 月の発売以来、2022 年 12 月時点で 100 万台を突破しました。
■URL:https://pocketalk.co.jp/?i=nav
当会では引き続き、賛助会員を募集しております。詳しくはこちらをご覧ください。
現在加入いただいている特別・賛助会員一覧はこちら
関西元気文化圏賞の贈呈式を実施いたしました
2023年1月25日(水)、大阪市北区中之島のリーガロイヤルホテル大阪にて「文化庁芸術祭賞・関西元気文化圏賞合同贈呈式及び祝賀会」を行い、関西元気文化圏推進協議会 松本正義会長(関西観光本部理事長)から受賞者へ賞状およびトロフィーが授与されました。
「関西元気文化圏賞」は、その年に文化を通じて関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人物・団体等に対して、感謝と一層の活躍への期待をこめて表彰するもので、2003年より毎年贈呈しており、20回目となる今回の大賞には、「大阪中之島美術館」が選出されました。
祝賀会では、各賞を受賞された方々から受賞の喜びやこれからの抱負を語っていただき、会場内は笑顔と感動に包まれました。各賞を受賞された方々は下記の通りです。
■2022年 各賞受賞者(敬称略)
【大賞】
大阪中之島美術館
【特別賞】
大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」/山下浩平
公益財団法人鷹山保存会
生駒高等学校野球部・天理高等学校硬式野球部
オリックス・バファローズ
【ニューパワー賞】
桂 二葉(上方噺家)
今村 翔吾(小説家・書店経営者)
一般社団法人イーストとくしま観光推進機構主催「イーストとくしま誘客ラボ」に弊財団代表理事が登壇いたしました
2023年1月19日(木)に徳島市のアスティとくしまで行われた一般社団法人イーストとくしま観光推進機構主催の第2回協議会「イーストとくしま誘客ラボ」に弊財団代表理事の東井芳隆が登壇し、「これからの観光と2025大阪・関西万博について」をテーマにお話しさせていただきました。
2022年3月に2府8県の皆様と策定した「関西ツーリズムグランドデザイン2025」に基づき、滞在日数を増やすためには、関西のDMOの皆様と連携し旅行商品を販売することが必要であり、消費額を増やす究極の対策は宿泊を増やすことなどについてご紹介いたしました。
また、多くの観光資源を持つ徳島は「四国と関西を結ぶ扇の要」であり、イーストとくしまをはじめDMO体制も充実していることから、2025年大阪・関西万博にどう向かっていくか、そして、万博会場から関西一円に旅行者を送客するための取組みなど、選ばれる徳島・関西をともに創ってまいりましょう、といったお話をさせていただきました。
本協議会を通して、約60名の参加者の皆様にご理解いただくよい機会となりました。
UAEでもっとも知名度の高い日本人インフルエンサーを京都府に招請しました
関西観光本部では、2025年の大阪・関西万博へのインバウンドの期待が高まる中、前回万博開催国であり、旅行消費額単価の高いUAEからの訪日客増を図るため、2021 年にドバイ政府公認インフルエンサーに認定された金子家暢(通称:マンスール)氏を起用し、中東でも人気の高い京都エリアの伝統工芸並びに観光コンテンツを取材するファムを京都府観光室・経済交流課の全面協力のもと、2022年12月16~22日の日程で実施しました。
伝統工芸では、丹後ちりめん・日本刀鍛錬道場・京友禅並びに丹波栗(福知山市)を紹介し、観光では柳谷観音楊谷寺(長岡京市)、トロッコ列車・保津川下り(亀岡市)、天橋立(宮津市)、東映太秦映画村・嵐山(京都市)、福寿園(宇治市)などを訪れながら、地域でのハラル対応可能なレストランを紹介しました。
今回の発信には若い世代に人気のSNSアプリ、スナップチャットを利用し、一日ごとに約30分の動画に編集のうえ同日配信し、最大169万人のユーザーに視聴していただくなど、訪関西意欲醸成に繋がる取組みができたと考えています。
当本部では、2025年の大阪・関西万博に向けて、関西での宿泊滞在日数増を実現すべく今後も中東へのプロモーションを行い、大阪・関西万博の発信とともに関西広域への訪問客増に取組む予定です。
新規会員様のご紹介 ー 株式会社エイチ・アイ・エス ー
タイ市場向けオンラインセミナーを実施しました
関西観光本部では、関西での宿泊滞在日数増や域内旅行消費額増を目的とした関西広域周遊促進事業「プラスワンナイト事業」を推進するため、去る2022年12月14日(水)にタイ市場で訪日旅行を取扱っている30社強の旅行会社に向けたオンラインセミナーを実施しました。
本セミナーでは、当本部が今年度造成に取り組んだ「新たなルートの広域旅行商品『伊勢~奈良ルート』・『福井~琵琶湖東岸~三重ルート』」、また「さらに1泊したくなるような魅力ある旅行商品『徳島~加太エリア』・『若狭~森の京都エリア』」などを紹介しました。
昨年10月の日本側の水際制限の大幅緩和以降、タイでは訪日旅行が動き出していますが、関西において、従来の人気エリアだけではなく、密回避を意識したエリアを巡る旅行へも関心が高まっており、本セミナーで紹介した新たな広域ルートの商品がニーズにマッチすることを期待しています。
今後、本セミナー参加の旅行会社の数社に対し、個別のセールスも実施する予定で、関西広域への誘客を促し、宿泊滞在日数や旅行消費額の増に繋げてまいりたいと考えております。
和歌山大学国際観光学研究センター主催国際セミナー視聴のご案内
2023年1月17日に、和歌山大学国際観光学研究センター主催の「The Future of Tourism Education and Destination Management」をオンラインで開催します。
本シンポジウムでは、「ディスティネーション・マネジメント」および「観光教育」という2つのテーマについて様々な角度から議論することを目的とし、基調講演やパネルディスカッションを行います。
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CTR International Symposium Series 2022-2023「The Future of Tourism Education and Destination Management」をオンラインで開催いたします。
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■開催日時:2023年1月17日(火)14:00~17:00 (オンラインのみ)
■申込フォーム:登録フォーム
(日本語) http://www.wakayama-u.ac.jp/ctr/news/2022122100039/
※パート1のパネルディスカッションでは当本部 総合企画室 東野が登壇し、広域連携DMOとして万博に向けての当本部の取組、withコロナにおけるDMOのあり方等についてご紹介する予定です。
詳細は以下のURLからご確認ください。
https://kansai.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/12/Flyer_CTR.pdf
【お問合せ先】
和歌山大学国際観光学研究センター
TEL 073-457-7025
E-mail: お問い合わせページ へ移動します。
奈良県コンベンションセンターで開催された「第7回UNWTOガストロノミーツーリズム 世界フォーラム」にて広域観光圏”KANSAI”をPR
関西観光本部は、2022年12月13・14日の2日間、奈良県コンベンションセンターで開催された国際会議「第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム」において、関西経済連合会・関西広域連合と合同で「KANSAI」の観光PRブースを出展し、関西広域の多彩で豊富な観光情報を紹介いたしました。
ブースでは、動画やQRコードを活用し、広域観光ルート「THE EXCITING KANSAI」や酒蔵ツーリズム等、地域の魅力発信を行うとともに、ハラル対応等、食の多様性についてのデモンストレーションを実施いたしました。国内・海外問わず、広域観光圏”KANSAI“の認知度を高め、2025年大阪・関西万博に向けて、ディスティネーションとして”KANSAI“が選ばれるよう、積極的なPRを行うことができました。
※フォーラムへの来場者:会場: 約30カ国 450人以上(国内約300人、海外約150人)オンライン:125カ国以上 1,000人以上
■広域観光ルート「THE EXCITING KANSAI」https://www.the-kansai-guide.com/en/exciting/
フランス語圏に特化した有力ランドオペレーターのファムを兵庫県にて行いました
関西観光本部では、2022年12月7-10日の日程で、フランス語圏からの訪日旅行を専門に扱う(株)フランストラベルセンターを、兵庫県・ひょうご観光本部の協力のもと招請し、姫路市・豊岡市・神戸市の滞在圏を意識した行程でファムを行いました。
兵庫県は2017年度、神戸、姫路、城崎(豊岡市)をつなぐ周遊コースを「ひょうごゴールデンルート」と名付け、訪日外国人観光客へのアピールを行っており、今回はその周辺を滞在圏として紹介することで、都市の魅力の拡大を目指しました。
コウノトリの郷公園・玄武洞周辺の環境保全と城崎温泉、竹中大工工具館で宮大工の技術を学び生田神社でその活用を見学、杜氏・酒米・宮水・酒蔵の美味しい酒の4要素から兵庫の酒作り紹介するなど、各地をストーリーをもって案内しました。 特にフランス人に人気の姫路城の滞在圏として紹介した風光明媚な室津港では、室津の牡蛎と太子町の竹林をつなぐ「環(めぐる)プロジェクト」が、SDGsをテーマとした旅行提案にマッチすると前向きな意見を頂きました。
兵庫県、関西の魅力を旅行会社・ランドオぺレーターのスタッフに実感していただくことで、関西の滞在日数の増加に繋がると考え、今後も欧州へのプロモーションを行い、SDGsを意識した魅力発信につとめ、関西広域への訪問客増に取り組む予定です。