関西観光本部では、2025年の大阪・関西万博へのインバウンドの期待が高まる中、前回万博開催国であり、旅行消費額単価の高いUAEからの訪日客増を図るため、2021 年にドバイ政府公認インフルエンサーに認定された金子家暢(通称:マンスール)氏を起用し、中東でも人気の高い京都エリアの伝統工芸並びに観光コンテンツを取材するファムを京都府観光室・経済交流課の全面協力のもと、2022年12月16~22日の日程で実施しました。
伝統工芸では、丹後ちりめん・日本刀鍛錬道場・京友禅並びに丹波栗(福知山市)を紹介し、観光では柳谷観音楊谷寺(長岡京市)、トロッコ列車・保津川下り(亀岡市)、天橋立(宮津市)、東映太秦映画村・嵐山(京都市)、福寿園(宇治市)などを訪れながら、地域でのハラル対応可能なレストランを紹介しました。
今回の発信には若い世代に人気のSNSアプリ、スナップチャットを利用し、一日ごとに約30分の動画に編集のうえ同日配信し、最大169万人のユーザーに視聴していただくなど、訪関西意欲醸成に繋がる取組みができたと考えています。
当本部では、2025年の大阪・関西万博に向けて、関西での宿泊滞在日数増を実現すべく今後も中東へのプロモーションを行い、大阪・関西万博の発信とともに関西広域への訪問客増に取組む予定です。
新規会員様のご紹介 ー 株式会社エイチ・アイ・エス ー
タイ市場向けオンラインセミナーを実施しました
関西観光本部では、関西での宿泊滞在日数増や域内旅行消費額増を目的とした関西広域周遊促進事業「プラスワンナイト事業」を推進するため、去る2022年12月14日(水)にタイ市場で訪日旅行を取扱っている30社強の旅行会社に向けたオンラインセミナーを実施しました。
本セミナーでは、当本部が今年度造成に取り組んだ「新たなルートの広域旅行商品『伊勢~奈良ルート』・『福井~琵琶湖東岸~三重ルート』」、また「さらに1泊したくなるような魅力ある旅行商品『徳島~加太エリア』・『若狭~森の京都エリア』」などを紹介しました。
昨年10月の日本側の水際制限の大幅緩和以降、タイでは訪日旅行が動き出していますが、関西において、従来の人気エリアだけではなく、密回避を意識したエリアを巡る旅行へも関心が高まっており、本セミナーで紹介した新たな広域ルートの商品がニーズにマッチすることを期待しています。
今後、本セミナー参加の旅行会社の数社に対し、個別のセールスも実施する予定で、関西広域への誘客を促し、宿泊滞在日数や旅行消費額の増に繋げてまいりたいと考えております。
和歌山大学国際観光学研究センター主催国際セミナー視聴のご案内
2023年1月17日に、和歌山大学国際観光学研究センター主催の「The Future of Tourism Education and Destination Management」をオンラインで開催します。
本シンポジウムでは、「ディスティネーション・マネジメント」および「観光教育」という2つのテーマについて様々な角度から議論することを目的とし、基調講演やパネルディスカッションを行います。
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CTR International Symposium Series 2022-2023「The Future of Tourism Education and Destination Management」をオンラインで開催いたします。
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■開催日時:2023年1月17日(火)14:00~17:00 (オンラインのみ)
■申込フォーム:登録フォーム
(日本語) http://www.wakayama-u.ac.jp/ctr/news/2022122100039/
※パート1のパネルディスカッションでは当本部 総合企画室 東野が登壇し、広域連携DMOとして万博に向けての当本部の取組、withコロナにおけるDMOのあり方等についてご紹介する予定です。
詳細は以下のURLからご確認ください。
https://kansai.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/12/Flyer_CTR.pdf
【お問合せ先】
和歌山大学国際観光学研究センター
TEL 073-457-7025
E-mail: お問い合わせページ へ移動します。
奈良県コンベンションセンターで開催された「第7回UNWTOガストロノミーツーリズム 世界フォーラム」にて広域観光圏”KANSAI”をPR
関西観光本部は、2022年12月13・14日の2日間、奈良県コンベンションセンターで開催された国際会議「第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム」において、関西経済連合会・関西広域連合と合同で「KANSAI」の観光PRブースを出展し、関西広域の多彩で豊富な観光情報を紹介いたしました。
ブースでは、動画やQRコードを活用し、広域観光ルート「THE EXCITING KANSAI」や酒蔵ツーリズム等、地域の魅力発信を行うとともに、ハラル対応等、食の多様性についてのデモンストレーションを実施いたしました。国内・海外問わず、広域観光圏”KANSAI“の認知度を高め、2025年大阪・関西万博に向けて、ディスティネーションとして”KANSAI“が選ばれるよう、積極的なPRを行うことができました。
※フォーラムへの来場者:会場: 約30カ国 450人以上(国内約300人、海外約150人)オンライン:125カ国以上 1,000人以上
■広域観光ルート「THE EXCITING KANSAI」https://www.the-kansai-guide.com/en/exciting/
フランス語圏に特化した有力ランドオペレーターのファムを兵庫県にて行いました
関西観光本部では、2022年12月7-10日の日程で、フランス語圏からの訪日旅行を専門に扱う(株)フランストラベルセンターを、兵庫県・ひょうご観光本部の協力のもと招請し、姫路市・豊岡市・神戸市の滞在圏を意識した行程でファムを行いました。
兵庫県は2017年度、神戸、姫路、城崎(豊岡市)をつなぐ周遊コースを「ひょうごゴールデンルート」と名付け、訪日外国人観光客へのアピールを行っており、今回はその周辺を滞在圏として紹介することで、都市の魅力の拡大を目指しました。
コウノトリの郷公園・玄武洞周辺の環境保全と城崎温泉、竹中大工工具館で宮大工の技術を学び生田神社でその活用を見学、杜氏・酒米・宮水・酒蔵の美味しい酒の4要素から兵庫の酒作り紹介するなど、各地をストーリーをもって案内しました。 特にフランス人に人気の姫路城の滞在圏として紹介した風光明媚な室津港では、室津の牡蛎と太子町の竹林をつなぐ「環(めぐる)プロジェクト」が、SDGsをテーマとした旅行提案にマッチすると前向きな意見を頂きました。
兵庫県、関西の魅力を旅行会社・ランドオぺレーターのスタッフに実感していただくことで、関西の滞在日数の増加に繋がると考え、今後も欧州へのプロモーションを行い、SDGsを意識した魅力発信につとめ、関西広域への訪問客増に取り組む予定です。
スペインのインフルエンサーを招請し、情報発信ファムを行いました
関西観光本部では、JNTOマドリード事務所からの紹介で、スペイン主要テレビ局のテレシンコ・メディアセットのジャーナリスト・コメンテーター・ニュースキャスターであり、また、主にライフスタイル関連を中心にSNSに発信しているインフルエンサー Ms. Laura Madrueno を、奈良県、近畿日本鉄道株式会社、株式会社近鉄・都ホテルズ の協力のもと、2022年11月29日~12月2日の日程で奈良(明日香村・奈良市)・大阪市に招請し、情報発信ファムを行いました。
大阪滞在後は和歌山県のサポートにより高野山に2泊滞在し、関西には京都宿泊を含め、合計10日の滞在となりました。
スペインではゴールデンルートを中心とするツアーが人気の為、今回は京都から足を延ばせる地域の紹介を中心に、関西の認知度を高める記事発信を目的としました。
今後も当本部ではコロナ収束後の訪日旅行復活を見据えたプロモーションを行い、SDGsを意識した魅力発信につとめ、スペインから関西広域への訪問客増に取り組みます。
新規会員様のご紹介 ー 株式会社サーベイリサーチセンター ー
新たに下記の企業様が賛助会員に入会されました。
以下の紹介文をいただきましたので、ぜひご一読いただきますようお願い申し上げます。
株式会社サーベイリサーチセンター
■代表:代表取締役 藤澤 士朗/代表取締役 長尾 健/代表取締役 石川 俊之
■業種:情報通信業
■紹介文:
観光資源のマーケティング調査、外国人旅行者への多言語アンケート調査、サービスや受入環境に対する満足度調査、ビックデータを活用した行動分析、海外Web調査による各国の志向分析、各種PRやMICEの効果測定など、観光分野を網羅したリサーチ業務や計画・戦略づくりを事業内容としております。
■公式Webサイト:https://www.surece.co.jp/
当会では引き続き、賛助会員を募集しております。詳しくはこちらをご覧ください。
現在加入いただいている特別・賛助会員一覧はこちら
第20回「関西文化の日」開催 ―11月19~20日を中心に関西の美術館・博物館などの文化施設が入館無料に―
関西2府8県のエリア内の美術館・博物館・資料館などの文化施設の入館料(原則として常設展)が無料になる「関西文化の日」を参加施設のご協力のもと、今年も開催いたします。
2022年11月19日(土)~20日(日)の2日間を中心日として、参加登録した施設ごとに、期日を設定して行われます。(※通年にわたって入館無料の施設も参加対象)
関西が誇る長い歴史に培われた豊かな文化に気軽に接することのできる機会となっております。この機会に、様々な文化施設を訪れ、芸術の秋を楽しんでいただくのはいかがでしょう。
「関西文化の日」の詳しい情報は、下記Webサイトでご確認ください。
▼ 関西2府8県4政令市の芸術文化情報サイト「関西文化.com」 https://www.kansaibunka.com/
【関西文化の日 概要】
日 時:2022年11月19日(土)・20日(日) 他
参加施設:福井県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・徳島県401施設(10月20日現在)
主 催:関西広域連合、関西観光本部、関西元気文化圏推進協議会
協 力:文化庁 地域文化創生本部
後 援:ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会
※新型コロナウイルス感染症拡大防止等のため、休館や入場制限を行う場合があります。開館等についての最新情報は各施設の公式サイト等でご確認ください。
また、今年度も「関西文化の日」の取組と連動し、11月を「関西文化月間」と位置づけ、芸術文化情報ウェブサイト「関西文化.com」において関西各地の様々な芸術文化情報を幅広く発信します。
台湾 新光三越百貨店『日本商品展』にて関西観光特展ブースを出展しています
現在、関西観光本部では、昨年度に引き続き、台湾新光三越百貨店にて開催中の『日本商品展』に、関西観光特展ブースを出展し、関西各地の魅力や関西国際空港へ就航しているエアラインのPRを行っています。
双方の出入国規制が大幅に緩和されたことをうけて、台湾から日本への来訪意欲は高まっており、さらに円安などの好条件も相まって、関西の地でショッピングを楽しみたいという声が多く寄せられています。台湾3都市で開催する『日本商品展』は、以下の日程で開催しています。
【開催期間】
新光三越 台中中港店 : 10月14日(金) ~ 10月26日(水)
新光三越 台北信義新天地: 10月20日(木) ~ 11月 6日(日)
新光三越 台南新天地: 11月17日(木) ~ 12月 4日(日)
今後も、関西観光本部では、関西広域の認知拡大を図り、PRに取り組んでまいります。