広域周遊観光ルート「THE EXCITING KANSAI」のブランディング 及び富裕層向け旅行商品開発のためのアライアンスについて

関西観光本部(理事長:松本正義関西経済連合会会長、以下当本部)は、株式会社XPJP、奥ジャパン株式会社と、アライアンスのための協定を締結しました。

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、現下のインバウンドは極めて深刻な状況にあります。しかしながら、このような状況下においても、
ウィズコロナ、アフターコロナの旅行需要への準備、さらに2025大阪・関西万博を見据えた広域周遊観光ルートづくりなどのインバウンドの基盤整備は
着実に進めていく必要があります。

このような考えの下、この度のアライアンスを通じて、当本部が地域の皆様とともに形成を推進している広域周遊観光ルート「THE EXCITING KANSAI」
(http://kansaiguide.jp/exciting/)のブランドの確立及び希望する地域・ルートにおける、ハイエンド層(富裕層)を対象にした旅行商品の造成・販売を
実現してまいります。

当本部は、来るべき時期に向けたインバウンドの基盤整備を引き続き着実に進めてまいります。

 

概要

1.目的

一般財団法人関西観光本部が地域の皆様と共に展開する広域周遊観光ルート「THE EXCITING KANSAI」のブランディング強化を図るとともに、当該ルートに
ついてハイエンド層(富裕層)を対象にした商品造成・販売を実現し、送客まで結び付けることを目的に㈱XPJP及び奥ジャパン㈱と提携します。

2.実施する内容

・外国人クリエイター及び外国人ツアー造成担当者を多数擁する㈱XPJP及び奥ジャパン㈱と提携し、外国人旅行造成のプロフェッショナル目線で、インバウンド
広域周遊観光ルート「THE EXCITING KANSAI」のコンセプト設計・ブランディングの強化を図ります。

・広域周遊ルートを紹介する動画、観光コンテンツを紹介する音声ガイドが盛り込まれた専用WEBページを制作し、開発した旅行商品の予約・販売が行える
プラットフォームを構築します。

・希望する地域においては、インバウンドハイエンド層(富裕層)向け旅行商品「セルフ・ガイド・ツアー」の造成を行います。

※「セルフ・ガイド・ツアー」とは…

・旅行行程・交通・宿泊は事前に手配されており、専用マップ・ガイドブックを手に、お客様自身のペースでゆっくり観光・滞在を楽しむ欧米富裕層中心に
広がりをみせている新しい旅のスタイル。現地での電話サポートあり。別途ガイド手配も可。

3.広域周遊観光ルート「THE EXCITING KANSAI」について

関西のインバウンドの課題である「大阪市・京都市への集中から地域への拡大」と「観光消費額の拡大」への解決策として進めているプロジェクトを
「プラスワントリップキャンペーン」として訪日外国人が関西全体を広く周遊し、宿泊・滞在できる宿泊滞在エリアの形成を図っています。その実現のために、
着地整備・商品化・プロモーション・送客までを当本部と地域の自治体・DMO等が連携して行い、2025年には10程度のエリアやテーマで訪日外国人が周遊
している姿を目指します。

開発した広域周遊ルートならびに商品群は、「THE EXCITING KANSAI」というブランド・ロゴを用い、統一感をもってプロモーションを行ってまいります。

 

■一般財団法人関西観光本部 https://kansai.or.jp/

理事長 松本 正義 (公益社団法人関西経済連合会 会長)

関西2府8県(福井県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県)を対象エリアとした関西唯一の「広域連携DMO」。
関西の自治体、経済団体、観光振興団体、観光関連を中心とした民間事業者等が参画し、府県や官民の枠にとらわれない組織として、その自由度と広域性を
発揮しながら、関西広域でのインバウンド(訪日外国人旅行)をはじめとする、観光振興に取り組んでいる。

■株式会社XPJP http://xpjp.co.jp/

代表取締役社長 渡邉賢一

地方創生を目的とした地域ブランディングおよびクリエイティブ、マーケティング、コンサルティング、プロジェクト開発を実施。

外国人クリエイターを多数擁し、当本部の4K、8K動画や、福島県、愛媛県などのインバウンド施策プロデュース、天皇陛下の「ご大礼と神宮」の映像監修など
実績多数。代表の渡邉賢一氏は内閣府クールジャパン戦略有識者委員などを務める。

■奥ジャパン株式会社 https://okujapan.jp/

代表取締役社長 大江晃一郎

2005年創業以来15年間、訪日外国人旅行客向けに国外のお客様目線を大切にしながら、高品質なツアーを造成ならびに販売を行う。訪日外国人旅行客に対する
セルフガイデッドツアーを提供する会社としては草分け的な存在であり、特に欧米豪における富裕層を中心としたセグメントにサービス提供をする特徴を持つ。

不審なメール(なりすましメール)に関するお詫びと注意喚起

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

2020年9月18日頃から、当財団の職員を装った「不審なメール」が不正に送信されるという事実を確認いたしました。メールの送信の対象となりました皆様には多大なご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。

 

当財団職員を装ったメールで内容に心当たりがないメール、業務に関係のないメールを受信された場合は、ウイルス感染や不正アクセス等の危険がありますので、添付ファイルの開封を行わず、メールごと削除していただくようお願いいたします。

 

万が一、皆さまのパソコンで当財団職員を装った「不審なメール」の添付ファイルを開封された場合、お手数ではございますが、直ちに御使用中のパソコンからLANケーブルを抜く、WiFi 接続を切断するなどをおこない、御社のセキュリティ管理者にご報告いただくなど、必要な措置を講じていただきますようよろしくお願い申し上げます。

 

現在、当財団としてセキュリティ対策を図っておりますが、今回の「不審なメール」の特性上、収束には一定の日数を必要とすることから、皆様には今しばらくご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

 

引き続き情報セキュリティ対策を強化してまいりますので、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

【現在確認されている不審なメールの一例】

メール送信者の表示名と送信元アドレスに相違があります。(当財団職員の名前が表示されていますが、送信元のメールアドレスは、当財団職員のアドレス(XXX@kansai.or.jp)とは全く異なるものとなっております。)

以前に当財団職員に送信いただいたメールへの返信メールとして送信されていますが、前後のメールとのつながりがないものや、転送メールとして送信されているケースもあります。

添付ファイルの名前が、数字の羅列になっているものや「アンケート」などのWordファイルやZIPファイルが添付されています。

 

2020年度通訳案内士スキルアップ研修を開催しました

関西観光本部では、2020年8月26日(水)~27日(木)の2日間、通訳案内士の皆様が質の高いガイドサービスを提供できるよう、関西の観光資源や日本文化等の様々な魅力について紹介する「通訳案内士スキルアップ研修」を開催しました。

当日は33名の方が参加され、「充実した良い研修でした」「カリキュラムの構成に感心しました」などの声を頂き、大変好評でした。今後も引き続き、さらなる改善・充実を図ってまいります。

 

7つのカリキュラムの概要

①ワールドマスターズゲームズ2021関西の魅力と地域のおもてなし

講師:(公財)ワールドマスターズゲームズ2021 関西組織委員会
事務局次長(大会・交流担当)  川村 泰正氏

ワールドマスターズゲームズ(WMG)は、概ね30歳以上であれば誰でも参加でき、4年ごとに開催される世界最大級の生涯スポーツの国際総合競技大会です。2021年5月にアジアで初めて関西各地を会場に開催されることになっております(海外および国内の新型コロナウイルス感染症が落ちつくことを前提に準備が
進められており、開催の最終決定は11月に公表の予定)。今回の研修では大会概要に加え、関西広域で開催される大会の魅力と、世界から集まる競技者への
おもてなしなど、主催者の取組みについてご紹介いただきました。大会開催にかかわる経済波及効果は1,461億円、大会レガシー効果は1兆868億円と推計
されています。過去のWMG開催期間中の国外選手の滞在平均日数は15.8日と長く、通訳案内士の活躍が期待されています。

 

②庭園観察 〜観えない思いを察して〜

講師:御庭植治株式会社 
代表取締役 小川 勝章氏 (次期12代小川治兵衞)

並河靖之七宝記念館、無斴菴、松花堂庭園など、先人たちが思いを託した御庭をご紹介いただきながら、庭園の鑑賞方法などについてもご説明いただきました。
まず鑑賞に最も適した場所は、床の間などの主がいらっしゃる特等席であり、そこに座って見ることで御庭に近づくことができるのだとか。同じ庭でも季節に
よって、また、1日の中でも昼間、陽が陰った頃、月明かりの中など、一期一会の出会いがあります。また時を超え、御庭が出来た当時の姿を、起伏、石組み、
常緑樹の松から想像することもできることなど、作庭家の視点での鑑賞ポイントをお聞きすることで、奥深い御庭の世界に触れるよい機会となりました。

 

③ウイズ・ポストコロナにおける訪日旅行トレンド

講師:(一社)日本旅行業協会 国内・訪日旅行推進部    
訪日旅行担当部長 山田 和夫氏

日本の訪日外国人客数は新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年4月から4か月連続で前年同月比99.9%減となるなど大きな打撃を受けております。
また今後、訪日外国人旅行者のニーズはこれまでから大きく変わることが予測されています。そこで今回の研修では、各国からの訪日需要や旅行目的、
旅行者が重視するものなど、ウイズ・ポストコロナにおける訪日旅行トレンドの変化についてご説明いただきました。今後の訪日外国人旅行には①品質、
②安全衛生管理、③地方誘客の3つのキーワードに対応する取組が求められます。その他、出入国規制の緩和や需要回復の順番といった各国における
最新の対応状況や、ガイディングにあたっての注意事項、各業界のガイドラインなどについてもご紹介いただきました。

 

④お客様目線で考えると盛り上がれる!? アニメツーリズムへの理解

講師:株式会社スティフテ(Strategy & Tactics for Travel & Entertainment Inc.)
代表取締役 香川 剛氏

近年、訪日外国人旅行者の目的やニーズが多様化していますが、アニメ作品のモデルとなった場所を訪れる「アニメツーリスム」を目的とする方々も増えており、
日本のアニメが世界でどのように知られているのかを把握しておくことは、より円滑なコミュニケーションに有効です。今回の研修では、国別・世代別・テーマ別
(スポーツ、ロボットなど)に、どんなアニメが人気があるのかといった世界のトレンドについて、日本のアニメの放映状況や翻訳展開状況、動画配信サービスの
国別再生数などの様々なデータをもとにご紹介いただきました。日本であまり知られていないコンテンツが特定の国では人気があったり、日本で人気のコンテンツ
が世界ではウケていなかったりと、意外な発見もあったのではないでしょうか。

 

⑤今も息づく茶道のおもてなしのこころ

講師:有限会社アリカエンタープライズ
代表取締役 田中 賀鶴代氏

茶道はもともと戦国時代のビジネスシーンにおいて、武士や商人がたしなんだ究極のコミュニケーション術であったそうです。
今回の研修では、「またこの方に仕事をお願いしたいと思っていただける人になる」ための、茶道の「おもてなし」についてご紹介いただきました。
「おもてなし」には、①まごころを持って成す「持成」 ②表・裏なしの2つの語源があるのだそうです。加えて、明治期に国際交流のためにつくられた、
どこでも手軽にお茶がたてられるように工夫した「テーブル茶道盆略点前」についてもご紹介いただきました。少しの経験と、「相手をもてなしたい」
という気持ちさえあれば出来るので、インバウンドにピッタリですね。

 

⑥体験できる和食文化の魅力

講師:Washoku Home Cooking
主宰 松本 真智子氏

ここ数年「日本ならではの体験」を求める訪日外国人旅行者が増加しており、また、ウイズ・ポストコロナにおいては旅行形態の多様化がますます進んで
いくことが予想されています。そこで、インバウンド専門の和食体験お料理教室を主宰されている講師に、外国の方への日本文化の魅力の伝え方や、
宗教・ベジタリアンなどの主義による食の禁忌への配慮などについてご紹介いただきました。例えば、一口にベジタリアンといっても15種類程あり、
卵・魚・乳製品・はちみつの4種類が食べられるかどうか聞くことで、何ベジタリアンかが大体わかるのだとか。また、「伝えたい気持ち」を一番重要に、
「思い出深い本物の体験」を提供されている講師の取組について、失敗談も交えて楽しくご紹介いただきました。

 

⑦雅楽の魅力について

講師:生田神社   
権祢宜 酒井康博氏

5世紀前後から大陸および朝鮮半島より伝来した、日本最古のオーケストラ「雅楽」の魅力について、起源・歴史、楽器の構造などの基本的な知識や
鑑賞ポイントについてご紹介いただきました。現代使われている「いい塩梅(あんばい)」という言葉は、篳篥(ひちりき)が奏でる「塩梅(えんばい)」
という特徴的な旋律から生まれたそうで、「打合せ」「千秋楽」など、雅楽を語源とする言葉は他にもたくさんあるのだそうです。笙(しょう)・
篳篥・龍笛(りゅうてき)の生演奏では、神秘的な音色に触れることができました。パイプオルガンと起源が繋がるといわれる笙は、不協和音を不快に
感じない唯一の楽器であるとのこと。ちなみに吹いても吸っても音が鳴ります。その他、装束の着付け体験もあるなど、優美な世界に思いをはせる
よい機会となりました。

総 評

参加者の皆さまからいただいたアンケートでは、「内容の濃いテーマと素晴らしい講師で大変良かった」「双方向のやりとり、実演もありとても
楽しかった」などのコメントをいただいております。また、「コロナ禍で先行きが不安で滅入っていたが、この時期にあったことが励みになった」
などのお声をいただいた一方で、「オンライン受講も対応して欲しい」とのご意見もございましたので、今後の実施方法について検討し、
さらなる改善・充実を図ってまいります。

“Go Toトラベル Enjoy関西キャンペーン” 特設サイトの開設

1.概要
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内外の観光は大変厳しい環境にあります。関西の観光の状況も厳しい中、防疫対策を実施しながら、旅行需要を喚起していくことが必要です。
関西観光本部では、関西の旅行需要の回復に向けて、政府が実施するGo To トラベルキャンペーン、関西の府県市が独自に実施しているキャンペーンを一覧できる特設サイト“Go Toトラベル Enjoy関西キャンペーン”を9月1日より開設いたしました(http://kansaiguide.jp/rt/goto)。このサイトでは、当本部の会員企業が実施しているキャンペーンも「追加お得情報」として、ご案内しています。
今後も引き続き、ホットな情報の提供や、内容の充実を図り、関西のお得情報を継続的に発信するとともに、安全・安心な旅行に役立てていただけるよう関係事業者の防疫対策などの情報も充実させて参ります。

2.特設サイト“Go Toトラベル Enjoy関西キャンペーン” 開設日
2020年9月1日(火曜) 午前9時

3.御問い合わせ先
(一財)関西観光本部
デジタルマーケティング室長 桑原
経営管理部 コミュニケーショングループ長 中林
℡ 06-6223-7203
✉ kuwahara-munehisa@kansai.or.jp
✉ nakabayashi-takashi@kansai.or.jp

~第18回「関西文化の日」の実施について~

・令和2年11月14日(土)、15日(日)を中心とする11月に実施!
・参加登録された関西一円の美術館・博物館・資料館等の文化施設が入館無料!
・参加施設の募集中!

「関西文化の日」とは、関西が誇る長い歴史に培われた豊かな文化資源に気軽に接する機会を提供することにより、美術・学術愛好者の増大を図る事業です。関西圏域内の美術館・博物館・資料館など文化施設のご協力により、その入館料(原則として常設展)を無料とします。また、開館時間を通常より延長し、新たな魅力を発信する取組として「KANSAI NIGHT MUSEUM」を計画しています。
事業概要は下記のとおりで参加施設の募集を現在行っていますので、お知らせします。

1 対象施設:趣旨に賛同し、参加登録いただいた関西2府8県4政令市内の美術館・博物館・資料館などの文化施設(通年にわたって入館無料の施設も、参加対象とします。)

2 対象地域:福井県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、京都市、大阪市、堺市、神戸市

3 事業内容:各文化施設に「関西文化の日」への参加を呼び掛けるとともに、参加施設(原則として常設展の入館料を無料とする。)の情報を整理し、幅広く提供します。また、開館時間を通常より延長する日を設ける施設の情報を、KANSAI NIGHT MUSEUMとして、幅広く提供します。
※企画展や特別展等の入場料の取り扱いについては、各施設の判断によります。

4 実 施 日:令和2年11月14日(土)、15日(日)の2日間を中心とする11月中に実施(参加施設の都合に応じて11月中で実施日を設定)

5 参加募集:9月15日(火)まで、参加施設を募集します。
※参加登録は、インターネット(http://www.kansaibunka.com/)で受け付けています。なお、KANSAI NIGHT MUSEUMはメール又はFAXにて参加申込となります。参加お申込ご希望の方は関西文化の日事務局までお問合せください。
TEL:06-4964-8844(平日:10:00~17:00)

6 広  報:「関西文化の日」の実施は、ポスター、チラシを制作し、参加文化施設等のほか、駅や観光案内所等で掲出、配架を行います。
また、ホームページ「関西文化.com」で参加施設の情報を随時公開します。

7 主  催:関西広域連合、関西観光本部、関西元気文化圏推進協議会

【お問合せ先】関西文化の日事務局
 TEL:06-4964-8844(平日:10:00~17:00)

 

【終了しました】通訳案内士スキルアップ研修を実施します

【予定通り開催し、終了しました】

関西観光本部では、関西広域連合からの依頼を受け、関西の観光資源や日本文化等の様々な魅力に関し、質の高いガイドサービスが提供できるよう「通訳案内士スキルアップ研修」を2020年8月26日(水)~27日(木)の2日間、JR大阪駅前のグランフロント大阪北館B2F・コングレコンベンションセンターにて開催いたします。

時節柄感染症対策に十分配慮した対応をおこない開催いたします。
また、オプションとして10月頃に実地研修を行う予定です。

詳細は以下のURLをご参照ください。
https://kansai.or.jp/infomation/tsuyaku2020.html

”Dream online企画”をスタートします ~世界の方々に関西周遊旅行を選んでいただくために~ V字回復に向けた機運を醸成するデジタルプロモーションを開始します。

コロナウィルス感染症により、足元では、国際的な人の移動が厳しく制限されております。各国は、状況の改善に応じて、段階的な緩和を行っておりますが、長引く制限下において、世界中で旅行への潜在需要が高まっていると言われております。
そのため、このような期間中、来るべきインバウンド再開の際に、世界の方々に関西周遊旅行を選んでいただけるよう、自宅に居ながら関西の多彩な観光資源の魅力を4K動画で楽しんでもらうデジタルプロモーション”Dream  online企画”を7月1日から開始しました。

<メッセージ動画3 種>
①バックストーリー篇    The real Japan, KANSAI [ 4K ] 本編 3 分07 秒
https://youtu.be/bqfDfDQvOfw
The real Japan, KANSAI [ 4K ] short version 38 秒
https://youtu.be/g6oKiSoN33Y

②ポジティブメッセージ篇  The Dream region, KANSAI Japan [ 4K ] 34 秒
https://youtu.be/Onrb1x2MXsk

③ディスカバー篇      Travel is a pilgrimage, KANSAI Japan [ 4K ] 37 秒
https://youtu.be/8zqpMUm19dI

この動画は、関西のインバウンド・プロモーションに関係する方々に広く無料で利用していただけます。その他詳細につきましては、プレスリリースをご覧ください。

関西観光本部 2020年度事業計画について ~激変したインバウンド環境下での2020年度の取り組み~

新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、観光セクターを取り巻く経済社会環境が激変しています。国連世界観光機関(UNWTO)の調査では、2020 年1月以降、ほぼ全ての世界のデスティネーションにおいて旅行の制限が課されており、4月 6日時点で全世界の国々の 96%がこのパンデミックへの対応として旅行制限を導入しています。我が国においても、全国に緊急事態宣言が発せられ、事業の継続、雇用の維持、生活の確保が現在の喫緊の課題となるなど、観光セクターはもとより、我が国の経済社会に甚大な影響を及ぼしています。
他方同時に、UNWTOは、「新型コロナウイルス感染症が世界の観光に与えるであろう影響の全容がどのようなものなのかはまだ分かりません。しかし、我々は今、観光セクターがより強く、より持続可能に復興するための準備をする一方で、同セクターを支援する必要があります。観光に対する復興計画・プログラムは、 雇用と経済成長につながるでしょう。」 と述べ、「今日への対応」と「明日への準備」を説いています。
当本部は、訪日外国人旅行客の関西全域での広域周遊観光の促進を目指して活動しており、先般、理事会において、次に紹介する今年度の事業計画が承認されましたが、今般の危機的状況を十二分に踏まえて、変化していく状況に迅速に対応し、事業の重点化を図ってまいります。皆様と一体となって、まずは、「明日への準備」に注力してまいります。
また、会員・構成団体の皆様からのインバウンドに関するご相談、お問い合わせ等にも対応しつつ、当本部の持つ内外のネットワークを最大限活用し、インバウンドに関する各国の現地情報等役立てていただける情報を当本部のウェブサイトで提供する準備を進めています。今後、変化していく状況把握の参考としていただけるよう速やかに実施してまいります。

1.インバウンドV字回復キャンペーンの実施

新型コロナウイルスによるインバウンド減を早期に回復するため、事態の収束の後、速やかに、関係機関、地域及び事業者などが強力に連携して、関西が一丸となった海外に対する集中キャンペーンを実施
・政府の緊急対策と連動し、政府機関と一体となったプロモーションの実施
・海外でのプロモーションイベントや商談会の前倒しあるいは特別実施
・空港会社やエアラインなどと連携したファムトリップ及びメディアツアーの積極的な呼びかけ
・リアル・デジタルの双方の長所を生かした戦略的プロモーションの実施

2.広域観光・周遊の推進

(1)「プラスワントリップ事業」の本格実施
関西における広域観光・周遊の実現のため地域連携による広域周遊ルートづくりを推進。統一ブランド(”The Exciting KANSAI”)の下、新しいロゴを用いて、統一感と訴求力のある事業として推進
・地域特性を踏まえた広域周遊ルートを呼びかけ(地理的ルート)、観光地づくりのサポート
・形成が進んだルートは、本部と地域が一体となって継続的なプロモーションの実施
・SITに焦点を当て、外国人が求めるテーマ毎の連携を推進(テーマのルート)
(例:スポーツ、祭、城、文化・歴史、ガストロノミー、アニメなど)

・海外の高級・ポピュラー旅行誌、海外コンサル等外国人専門家の活用による外国人に訴求するコンテンツ・テーマづくり
・関西コネクションリーダー事業の本格実施
(2)重点的・継続的プロモーションと訴求力の強化
リアル、デジタルのプロモーションを連動させ、PDCAを取り入れ、関西の広域観光・周遊ルートを訴求
〇リアルプロモーション
・海外の高級・ポピュラー旅行誌等の活用による”The Exciting KANSAI”の訴求
・空港会社、エアライン等との連携による海外イベント、ファムトリップ、メディアツアー
・当本部主催の商談会の充実・強化(台湾等の国別・地域別、ランオペ等の事業者向等)
・ドバイ万博における関西プロモーション、欧米豪、東南アジアの旅行博出展等
〇デジタルプロモーション
・訪関西を一層誘引する動画の制作
・外国人に直接訴求するツールである”The KANSAI Guide”への外国人活用の強化、広域観光・周遊ルート形成を踏まえたOTA導入、広告メディアとしての機能の強化
・オウンドメディアに蓄積されたデータの分析と会員を含めた関係者への提供

3.2025年大阪・関西万博開催等を見据えた広域観光・周遊の訴求

東京オリ・パラ、WMGを大阪・関西万博を見据えた広域観光・周遊実現のためのステップと捉え、”The Exciting KANSAI”に焦点を当てたプロモーションを実施
〇東京オリ・パラの開催時期を見据え、東京オリ・パラ参加者、観戦者、外国メディア等を対象にした”The Exciting KANSAI”のプロモーションを準備(オリ・パラ会場、ファムトリップ等)
〇WMG開催地のネットワーク形成による関西全域の観光情報の提供、”The Exciting KANSAI”の訴求

4.次期グランドデザインの検討に着手

2021年度を目標年度とする「グランドデザイン」の見直しに着手(地域、関係事業者等の検討への参画)。あわせて、WMG開催後のレガシー作りをインバウンドの観点から検討

5.継続事業

〇マーケティング基礎的データの収集・分析・提供
〇「KANSAI ONE PASS」、「KANSAI Wi-Fi」の運営
○通訳案内士研修の実施(コンシェルジュ研修等の研修事業の拡大を検討)
〇フリーペーパー「KANSAI OFFICIAL TOURIST GUIDE」のコンテンツの充実
〇関西全体の文化振興及び広域周遊の推進(関西文化の日、関西元気文化圏賞)
〇構成団体、会員等とのパートナーシップの強化

動画でなるほど便利!KANSAI多言語コールセンターのご案内【2020年3月31日をもって本事業は終了しました。】

関西観光本部では、宿泊施設や土産物店など観光関係施設のスタッフの方が気軽に通訳サービスを利用できるよう「KANSAI多言語コールセンター」を運用しています。
当コールセンターは音声自動翻訳システム「VoiceTra」を活用した通訳サービスで、利用料や事前登録は不要、通話料のみでご利用いただだけます。

「自動翻訳って正しく訳せるの?」
「いざというとき、ちゃんと使えるのかな?」
といったご懸念に応えるため、このたび利用方法をご紹介する動画マニュアルを作成しました。

動画マニュアルもご参照の上、是非お気軽にお試しください。

※自動翻訳がうまくいかなかった場合は、有人オペレーターによるサポートを受けられます。

利用方法などについてのお問合せ
担当 KANSAI多言語コールセンター 事務局
(株)ブリックス:高谷(たかや)、若色(わかいろ)
住所 〒160-0022 東京都新宿区新宿四丁目3-17
連絡先 TEL:03-5366-6018 内線番号344,347
FAX:03-5366-6002
E-mail:h-takaya@bricks-corp.com
営業時間 平日 9:00~18:00


利用マニュアル付チラシ PDFダウンロードPDF

「外国語話せます!関西おもてなしバッジ」の配布について【2020年3月31日をもって、本事業は終了しました。】

外国人旅行客の方が街なかでちょっとした言葉の壁でお困りの際、その方が話す言語を理解しサポートできる人を一目で見分けることができれば、安心感と満足度を大きく高められます。

当本部では、言葉の壁でお困りの外国人旅行客をサポートするためのコミュニケーションツール「外国語話せます!関西おもてなしバッジ」を無料で配布しています。

資格を持つ通訳者でなくても、サポートしたい気持ちがあればどなたでもお申込みいただけます。
気軽にボランティアできるこのバッジを使って、関西の街なかで、外国人旅行客のサポートをしてみませんか。
皆様からのお申し込みをお待ちしています。

バッジの仕様
種類 英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語・タイ語・イタリア語・ロシア語・インドネシア語・ベトナム語
+無地(言語表記無し)の11種類(無地タイプはご自身で会話可能な言語を記入)
仕様 タテ44㎜×ヨコ70㎜のクリップタイプ 長方形缶バッジ

 

お問い合わせ
担当者 一般財団法人関西観光本部 総合企画室
連絡先 TEL:06-6223-5400 FAX:06-6223-7205
E-mail:badge@kansai.or.jp
営業時間 平日 9:30~17:30


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