関西観光本部は、JNTOローマ事務所が2月1日(火)にビジット・ジャパン(VJ)事業の一環として、イタリア現地旅行会社等を対象としたオンライン訪日旅行セミナー・商談会(JNTO Virtua Workshop 2022) に参加し、B to Bの商談を行いました。
日本時間16:30-25:00(イタリア時間8:30-17:00)に開催された商談会には、イタリア側から32社が参加し、当本部は事前マッチングで10社と商談を行い、また、商談できなかた22社に対しては、昨年12月にリニューアルした当本部のホームページ(The Kansai Guide)やイタリア語のパンフレットをご案内し、今後の関係構築に務めました。
事前にプレゼンテーションビデオや当本部のサービス、広域連携DMOとしての役割をバイヤーに伝えた上で商談に参加したことで、より濃い内容の商談となり、ツアー造成に必要な具体的な情報(特に新しいホテル等)を求められました。
当本部では今後もB to B商談会に積極的に参加し、コロナ収束後の訪日旅行復活を見据えたプロモーションを軸に、関西の魅力発信並びに関西広域への訪問客増に取り組みます。
在留外国人向け英字情報誌別冊版「Kansai Weekender」を作成しました
関西観光本部では、創刊51年を迎える在留外国人向け英字情報誌『Tokyo Weekender』(ENGAWA社)の別冊版関西特集として『Kansai Weekender』を作成いたしました。
在留外国人は年々増加し約290万人(国内人口比2.2%)となり、また、旅行消費は4.9兆円に上り、2018年時点でインバウンド市場規模を上回っています。在留外国人に認知されることで国内消費と海外現地の潜在消費者ニーズを高め、コロナ禍において訪日旅行者数が減少している近年、在留外国人市場は非常に重要なターゲットといえます。
別冊版『Kansai Weekender』では、14構成府県市の基本情報・テーマツーリズム(食・文化・アドベンチャー)、6府県の産業や The Exciting Kansai(関西を8つのエリアで紹介)を取り上げ、製作において、関西広域連合(観光・産業)並びに京都府、徳島県、滋賀県、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、福井県、三重県、京都市、大阪市、堺市、神戸市の協力をいただきました。
冊子は大使館、外資系企業、高級レジデンシャル、学校、高級旅館・ホテル等の約350箇所に配布され、また、オンラインマガジンは海外11,000の現地の旅行代理店やメディアへ、ニュースレターとして直接配信予定です。
今後も、当本部ではコロナ収束後の訪日旅行復活を見据えたプロモーションを行い、関西の魅力発信につとめ、関西広域への訪問客増に取り組む予定です。
(参考)オンラインマガジンURL:https://www.tokyoweekender.com/2022/01/kansai-weekender-2021/
オーストラリア メディア・旅行社を招請してのファムトリップを実施/”THE EXCITING KANSAI”山陰海岸コース
関西観光本部では、2022年2月1日から5日までオーストラリアで長い歴史と経験を誇る有力な旅行雑誌 Vacations & Travel、富裕層向け有力旅行雑誌 Signature Luxury Travel & Style のメディア2社ならびに株式会社阪急交通社、アヤベックス株式会社のランドオペレーター2社を招請したファムトリップを実施いたしました。新型コロナウイルス第6波による、まん延防止等重点措置適用下の府県もありましたが、参加者全員が事前に抗原検査を実施し、期間中は感染予防に十分配慮した安全なファムトリップを心掛けました。
今回は、関西国際空港でPCR検査センター等を見学したのち、鳥取県に向かい、その後兵庫県北部、京都府北部といった当本部が現在展開中の”THE EXCITING KANSAI” 8ルートの中から山陰海岸コースを巡りました。途中、鳥取砂丘でラクダライド、多鯰ケ池でカヤック、たじま高原植物園ではかまくらの中の食事、奥神鍋スキー場でスキー、ファームグランピング天橋立ではテント宿泊など、従来の観光にアクティビティをプラスした盛りだくさんのメニューを体験していただきました。またランドオペレーター2社は、今後の商品造成に役立てるため、途中麒麟のまち観光局、豊岡観光イノベーション、海の京都DMOといった各DMO様とミーティングを行い、各地域の取組み、観光情報等を伺いました。
オーストラリアの旅行者は、雪を求めて北海道や東北に向かう人が多いと言われておりますが、皆がパウダースノーを求めているわけでなく、特に家族層には雪遊びもでき、また他の遊びもできるといった旅行も訴求できると考え、冬の関西体験をテーマにコース設定しました。大阪、京都からもう一足伸ばせば、更なる観光地が訪問できることを知って頂き、関西での滞在日数拡大を狙ったものです。
参加者の方々に大変好評でしたので、今後、多くの人に取材記事を読んで頂ける、また旅行商品の造成につながることを期待しております。
旅行ガイドブック出版社「ロンリープラネット」が今年の春に日本で桜を楽しむ場所ベスト5として吉野山と円山公園を紹介しました
圧倒的な情報量で世界的に高い人気を誇る旅行ガイドブック出版社 ロンリープラネット(Lonely Planet)のWEB版にて、今年の春に日本で桜を楽しむ場所ベスト5「The 5 best places to see cherry blossoms in Japan this spring」として、吉野山(奈良県)と円山公園(京都市)が選ばれました。また記事のトップには姫路城と桜の風景の写真が紹介されました。
海外でのイースター休暇(春分の日の後の最初の満月の日の翌日曜日前後の3~4の連休)と、日本の美しいと言われる桜の開花が重なる時期は、訪日旅行者に人気が高く、特に時間の余裕のあるアッパーミドル層はこの時期を好むと言われております。 信頼度の高いロンリープラネットが、数ある日本国内の桜の名所の中から、関西の吉野山と円山公園をベスト5に選び、姫路城の写真が紹介されたことは、訪日検討層に良い影響を与えることになると確信します。
関西観光本部ではコロナ収束後の訪日旅行復活を見据えたプロモーションを行い、関西の魅力発信並びに関西広域への訪問客増に努めます。
記事URL:https://www.lonelyplanet.com/articles/cherry-blossom-season
Il Viaggio Travel Atelier 主催のウェビナーで関西の紹介を行いました
関西観光本部では、イタリア・ミラノに拠点を置くランドオペレーター Il Viaggio Travel Atelier 主催のIl Viaggio Academy に、JNTOローマ事務所・伊勢志摩ビューローと2022年1月20日(金)に参加し、関西並びに伊勢志摩の紹介を行いました。
イタリアではオミクロン株急増後も日本への渡航意欲は高く、新規問い合わせが多く入っており、ロングホール(欧州域外)を扱う旅行会社では、日本の入国制限解除に備え、イタリア国内の旅行会社向けに目的地の最新情報の発信を行っているとのことです。
今回は Il Viaggio Academy が人気の高い日本に特化した Japanese Chronicles (日本の詳細)をテーマにウェビナー方式で提携旅行会社向けに企画し、その講師をJNTOローマ事務所に依頼、JNTOからの紹介で関西及び新たな滞在先の紹介として伊勢志摩のセミナーが実現しました。
セミナーには25社が参加し、Q&Aでは日本入国規制解除についての興味が高く、イタリアの旅行会社から『GW後の受入に備えている』との目安になる話もあり、その積極性を感じました。Il Viaggio Travel Atelier はSITや富裕層の扱いが多いので、コロナ後は少人数の旅行から復活すると言われ、今後の動きにも期待できます。
当本部では今後もB to Bを意識し、コロナ禍でも可能なウェビナーやウェブ商談を行い、コロナ収束後の訪日旅行復活を見据えたプロモーションで、関西の魅力発信並びに関西広域への訪問客増に取り組みます。
不審なメール(なりすましメール)に関するお詫びと注意喚起
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2022年2月3日頃から、当財団の職員を装った「不審なメール」が不正に送信されるという事実を確認いたしました。メールの送信の対象となりました皆様には多大なご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。
当財団職員を装ったメールで内容に心当たりがないメール、業務に関係のないメールを受信された場合は、ウイルス感染や不正アクセス等の危険がありますので、添付ファイルの開封を行わず、メールごと削除していただくようお願いいたします。
万が一、皆さまのパソコンで当財団職員を装った「不審なメール」の添付ファイルを開封された場合、お手数ではございますが、直ちに御使用中のパソコンからLANケーブルを抜く、WiFi 接続を切断するなどをおこない、御社のセキュリティ管理者にご報告いただくなど、必要な措置を講じていただきますようよろしくお願い申し上げます。
現在、当財団としてセキュリティ対策を図っておりますが、今回の「不審なメール」の特性上、収束には一定の日数を必要とすることから、皆様には今しばらくご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
引き続き情報セキュリティ対策を強化してまいりますので、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
【現在確認されている不審なメールの一例】
メール送信者の表示名と送信元アドレスに相違があります。(当財団職員の名前が表示されていますが、送信元のメールアドレスは、当財団職員のアドレス(XXX@kansai.or.jp)とは全く異なるものとなっております。)
「添付ファイルの解凍パスワードをお知らせします」といった、添付ファイルの開封を誘導する内容のメールが送信されているケースが確認されております。
第8回台湾大商談会をオンラインで実施いたしました
関西観光本部と近畿運輸局は、1月11日(火)から19日(水)まで台湾の旅行会社とのオンライン商談会を開催しました(教育旅行誘致セミナー・商談会は併催)。 第2回となる今回は、経済的に苦境に立つ台湾の旅行会社は有力56社が参加し、各社の訪日担当者は、コロナ後の関西向け旅行商品造成のための情報を熱心に聞き、質問し、意見交換をしました。一方、関西の観光関連事業者・観光協会・DMO・自治体も、オミクロン株急拡大の中、コロナ後を見据えたビジネスチャンスや自地域への誘客による将来的な訪日需要拡大を企図して、60社・団体が参加しました。旧知の台湾旅行会社と旧交を温める、新規旅行会社を開拓する、といった目的だけでなく、都合の良い日・時間に、どこからでも参加でき、マッチング前の旅行会社のプロフィールからターゲティング、戦略的な商談ができるといった、オンラインならではの利点を最大限に生かし、1,053商談が成立しました。 関西観光本部では、3月(3/4~3/11の平日のうち、ご希望日)に、中国の旅行会社とのオンライン商談会を実施いたします。中国の旅行会社は約70社から参加申込み(1/26時点 ※商談会実施時の状況や旅行会社の事情によって、参加旅行社が変動する場合があります)をいただいており、関西への強い旅行需要や中国の旅行エージェントの高い期待があります。この商談会は、高額消費者層へのアクセス、新しい観光コンテンツの提案など、今後の中国市場へのアプローチをご検討いただくにあたっても、貴重な機会になると考えております。つきましては、本商談会につきましても是非ともご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
●参加者募集『オール関西 第1回 中国大商談会(オンライン)』について
https://ddx.cdn.msgs.jp/k2vq/ddx/information_pdf0128.pdf
関西元気文化圏賞の贈呈式を実施いたしました
2022年1月24日(月)、大阪市北区中之島のリーガロイヤルホテル大阪にて「2021年 関西元気文化圏賞」(文化庁芸術祭賞と共同表彰)の贈呈式を行い、関西元気文化圏推進協議会 松本正義会長(関西観光本部理事長)から受賞者へ賞状およびトロフィーが授与されました。
「関西元気文化圏賞」は、文化を通じて関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人・団体に対して、年一回、感謝と一層の活躍を期待して表彰しており、19回目となる今回の大賞には、プロ野球でリーグ優勝を果たしたオリックス・バファローズが選定されました。
また、2021年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されたことから、今回は特別に、「東京2020オリンピック・パラリンピック特別賞」が設けられました。
当日は、オリックス・バファローズ球団マスコットのバファローブル・バファローベルがかけつけてくれ、会場を大いに盛り上げてくれたほか、各賞を受賞された方々から受賞の喜びやこれからの抱負を語っていただき、会場内は笑顔と感動に包まれました。各賞を受賞された方々は下記の通りです。
■2021年 各賞受賞者(敬称略)
【大 賞】
オリックス・バファローズ
【特別賞】
塚本 康浩(京都府立大学 学長・獣医学博士)
文楽夢想実行委員会
【東京2020オリンピック・パラリンピック特別賞】
関西出身の東京2020オリンピック・パラリンピックメダリスト 31名
※東京2020オリンピック・パラリンピック特別賞の皆様は、別添の贈賞理由でご確認ください。
【ニューパワー賞】
反田 恭平とJapan National Orchestra株式会社
金子 扶生(バレエダンサー)
チャイナエアライン(中華航空) の機内エンターテインメントにて、当本部制作の関西広域の魅力を伝える動画の放映が開始されました
この度、チャイナエアライン(中華航空)の新機種A321neo(25機)の機内エンターテインメントにて、関西観光本部制作の関西広域の魅力を伝える動画が放映されることとなり、2022年1月から放映が開始されました。(KIX線での放映は順次展開予定)
『Spiritual KANSAI』シリーズをはじめ『The Exciting Journey – Stunning Views – KANSAI, Japan』など計11本の動画が、ビジネスクラスおよびエコノミークラス機内パーソナルTVにて視聴可能となっています。
関西観光本部では、今後もこのような取組をはじめ、”KANSAI”の多彩で豊富な魅力を世界に向けて発信してまいります。
関西のインバウンド観光の新たなグランドデザインの策定に向けた第1回策定会議を開催しました
関西観光本部では、11月30日(火)、関西のインバウンド観光が目指す姿を示す新たなグランドデザインの策定に向けた第1回策定会議を開催いたしました。
これまで2回にわたる有識者会議の中で頂戴したご意見をとりまとめた「ご提言」を踏まえ、関西の民間、行政、学識経験者、地域など幅広い関係者の皆様からご意見を頂戴し、関西インバウンド観光の目指す姿を共有しました。
次回の第2回策定会議(3月10日)に向け、今回のご意見をまとめて、広域観光推進のための「ONE関西」の考え方で取り組む新たなグランドデザインの策定を進めてまいります。
上記「関西ツーリズムグランドデザイン2025」 (案) 資料(PDF版)は下記URLをクリックしてください
https://kansai.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/01/GD.pdf