英国メディア向けファムトリップを実施しました

関西観光本部では、4月8日~10日の3日間、英国メディア向けにファムトリップを実施しました。

英国の大手・中堅新聞社から、初めての関西訪問となる記者が参加し、奈良、京都、大阪を中心に視察を行ないました。

ベーシックな観光地とともに、大阪城の石垣のストーリーや、食事、日本酒、接待文化などの日本的な要素の体験や、地域に根差したコト体験(お茶摘み体験、武士道体験、茶道体験など)も織り交ぜて案内、体感をいただきました。
今回の関係構築を契機に、引き続き英国における関西のPR、認知度向上を進めていきます。

英国富裕層取り扱いエージェント向けファムトリップを実施しました

関西観光本部では、5月14~18日、英国の富裕層を取り扱う旅行エージェント向けのファムトリップを実施しました。

今回は、大阪、京都、奈良を視察し、コト体験を中心に関西の魅力を体感いただきました。英国の本社・支社や、南フランスの支店から、マネージャークラスを中心に合計12名の参加がありました。

当本部としては、「多様なコンテンツがあること」、「満足度の高いオリジナルの体験施設があること」「食事のメニューコントロールも多岐にわたるパターンがあること」の3点を明確にご案内し、実際に体験していただくことで、印象を深めてもらうことに重点を置きました。

今後もこのエージェントを含む英国関係機関(他のエージェントやメディア)へのプロモーション活動の継続、拡大に努めていく予定です。

ドイツメディア向けファムトリップを実施しました

関西観光本部では、5月14日、JNTOフランクフルト事務所からの依頼を受け、ドイツ人新聞記者・Hubert Kemper氏(オンライン含めて24万人の読者を擁するシュトゥットガルト北部の地方紙「Heilbronner Stimme」および、発行部数22万4千部のザクセン州の地方紙「Freie Presse」の記者)を招き、大阪市内の大阪駅、梅田スカイビル、大阪城天守閣、心斎橋筋、道頓堀、法善寺横丁などでファムトリップを実施しました。

Kemper記者は、心斎橋筋について、「こんな規模の大きなショッピングストリートは今までに見たことがない。これを見るだけでも大阪に来る価値がある」と述べました。

また、法善寺横丁について、「ザ・日本、というイメージにぴったり。欧州人は落ち着いた雰囲気=日本的、というイメージを抱いており、道頓堀の喧騒から一歩入ったところにこのように落ち着いた雰囲気の場所があり驚いている」とのコメントがありました。

ドイツ映画「The Cherry Blossom Projekt」の撮影に協力しました

関西観光本部では、自ら競技用自転車に乗り、「旅の中で出会う人々や風景から日本人の『生き方』を学びたい」と、桜前線を追いかけて日本を南から北まで縦断するドイツの映画監督・Claus Boje氏の撮影に協力しました。

4月3日には大阪・岸和田競輪を視察、4月4日には京都・向日町競輪にてプロの競輪選手とともにトラックを走る映像等を撮影しました。

本作は、「厳しい競争社会でありながらも、あからさまな衝突をよしとしない、和を重んじる日本社会」をテーマに、詩的・芸術的な側面から描く台本のないドキュメンタリー映画として、2020年夏にドイツをはじめ欧州各国にて劇場公開を予定しています。

シンポジウム「国際的視野で考える日本・関西インバウンドの次なる展開」を開催しました

2019年5月16日、シンポジウム「国際的視野で考える 日本・関西インバウンドの次なる展開~観光地経営とDMOs-the UNWTO QUEST program~」(主催:和歌山大学国際観光学研究センター 共催:UNWTO(国連世界観光機関) Academy、UNWTO駐日事務所 後援:観光庁、関西観光本部)が大阪市内にて開催されました。

UNWTOからは、マーケット・インテリジェンス&コンペティティブネス部スペシャリストのパトリシア・カルモナ氏、UNWTO Academyからはプログラムマネージャーのソニア・フィギュラス氏、また(一社)田辺市熊野ツーリズムビューロー会長の多田稔子氏、JTIC.SWISS代表の山田桂一郎氏が、”持続可能な観光”をキーワードに講演しました。

UNWTOの基調講演では、DMOのありかた、組織の強化や課題に対する具体的なアプローチ方法を世界的事例を交え、紹介がありました。多田会長からは、訪日観光の受入に成功した要因や地域全体のシステム作りについて、またスイス・ツェルマットの観光を牽引され観光庁「観光カリスマ」としても活躍する山田代表からは、スイスの事例から”地域のために観光が何ができるか”、日本の”地域の中の観光”の課題、その先へ進むプロセスなど鋭い視点から、講演がありました。

パネルディスカッションでも、オーバーツーリズムなど地域の課題に対する質問も寄せられ、具体的かつ新しい視点で活発な議論が交わされ、大いに盛り上がりました。

当本部も、国際的な視野をもちつつ、地域にどう還元できるかを意識して行動し、今後も関西のインバウンド振興のために継続して取り組んでいきます。

関西観光本部 2019年度事業計画について ~“The Exciting Journey, KANSAI”の実現に向けて、グランドデザイン初年度の取組を始めます!~

関西観光本部では、2019年度事業計画を決定しましたので、お知らせします。
今年から始まるゴールデン・スポーツ・イヤーズ、さらには2025年の大阪・関西万博までを見据え、昨年10月に策定した「関西ツーリズムグランドデザイン2021」で掲げた、関西全体として目指す姿「The Exciting Journey,KANSAI」(=ワクワク、ドキドキするような周遊を楽しめるエリア)の実現に向けた新たな取組にチャレンジしてまいります。

 

2019年度 取組のポイント

 

1.新ポータルサイトによるデジタルプロモーション&マーケティングの開始

 

関西広域の観光情報を発信する新ポータルサイト「The KANSAI Guide」(ザ・カンサイ・ガイド)を3月29日(金)午前10時にオープン。関西への来訪が少ない欧米豪市からの「関西への訪問意向」を高めるとともに、リピーターの多いアジア市場からの「関西広域への周遊意向」を高める工夫を盛り込んでいます。

【新サイトの特徴】

欧米豪(米・加・豪・英・仏・独)の約3,000サンプルに対して実施したモニター調査の結果(関心の高い旅行内容や観光素材)をコンテンツ内容やサイト設計に反映

・関西に馴染みの少ないこれらの国から、関西の持つ多彩な観光スポットへの関心を引きつけるために、人気映像作家・永川優樹氏を起用した、関西2府8県を紹介する8Kでの観光動画をトップページに掲載動画は3月22日から当本部YouTubeで先行公開しており、28日時点で既に約300万回再生されています

※永川 優樹(えいかわ・ゆうき) 氏
1978年長崎県生まれ。政府機関や地方自治体のプロジェクトに参画し、ツーリズムと連動した映像制作を多数手掛ける。これまで、草津温泉観光協会、山陰インバウンド機構、東北観光推進機構、釧路市などの作品を手掛け、YouTubeでの総再生回数は1億2千万回以上にのぼる。先月16日にNHKBSプレミアムで放送された「四・季・彩~光あふれる みちのくで~」では永川氏の制作した映像により東北の厳しい気候風土から生まれる豊かな色彩と人々の営みを圧倒的な映像美で紹介。

・「AIチャットボット」を搭載し、個人からのニーズにもクイックレスポンスが可能。

・サイトの流入分析により、外国人旅行客の関心事項を可視化。関西広域の観光マーケティングデータの基礎資料としての活用が可能。

・ユーザーが希望する「体験」や「地域」ごとに推奨する周遊ルートを提示。

・日本語・英語に加え、13カ国語で対応。

【新サイトのアドレス】 ※3月29日(金)午前10時オープン

https://kansaiguide.jp/rt/(日本語) / https://kansaiguide.jp/rt/eng/(英語)

 

2.京都市・大阪市への“二極集中”を緩和し、関西広域への周遊促進を強化

 

外国人旅行客から人気の高い京都市・大阪市からさらに一歩足を伸ばしてもらい、関西広域の各エリアへの周遊を強化していくため、「プラスワントリップ・キャンペーン」を新たにスタート。

京都市・大阪市への過度な集中を緩和し、関西全域へインバウンドによる効果を波及させていくことを目指しています。

【「プラスワントリップ・キャンペーン」の概要】

・当本部にて関西2府8県の中から「重点エリア」(市町村レベルを想定)を選定。インバウンドに精通したプロモーション事業者等の専門家チームを選定したエリアに派遣し、セールスポイントや課題の洗い出し、適切なプロモーション方法の提案、情報拡散等、エリアが希望するターゲット国向けのプロモーションを総合的にプロデュース。

・プロデュースに係る費用は1エリアあたり500万円まで当本部が負担。2019年度は2件程度実施し、3~5年で10府県の中で最低1エリアは選定することを目指す。

 

3.コーポレートスローガンの制定および組織再編

 

○グランドデザインで掲げた「The Exciting Journey,KANSAI」をさまざまな場面で浸透させていくため、当本部のロゴを一新し、コーポレートスローガンとして「The Exciting Journey,KANSAI」を記載します。

○新サイトを中心としたデジタルプロモーション&マーケティングの強化、さらには、グランドデザインでも掲げた「する/みるスポーツの観光コンテンツ化」を推進するため、新たに次の2つの部署を設置します。

(1)デジタルマーケティング部
主な業務内容:「The KANSAI Guide」を活用したデジタルプロモーション&マーケティングの実施等

(2)文化・スポーツ観光部
主な業務内容:「する/みるスポーツ」の観光コンテンツ化、関西元気文化圏事業の実施等

これらの他にも、外国人旅行客の関西広域への周遊拡大に向けた基礎的データのリサーチや受け入れ環境整備支援、「G20大阪サミット」や「ツーリズムEXPO2019大阪」への協力など、広域連携DMOとして、関西全体のインバウンド振興に尽力してまいります。

 

プレスリリース本文

添付資料

モスクワ・ラグジュアリ商談会に参加しました

関西観光本部では、2019年2月28日(木)~3月1日(金)にロシア・モスクワ市内のホテルで開催された富裕層向け商談会、「Luxury Travel Mart Moscow 2019」に参加しました。

この商談会はロシアやCIS諸国等の富裕層対象にした旅行会社が一同に集まり、世界各地のDMOやホテル、観光事業者、旅行会社と情報交換をして、ネットワークを構築するもので、ロシア側から350社以上が集まる大規模なものです。関西観光本部では「日本ラウンジ」の一員として初めてこの商談会に参加、関西の魅力を伝えてまいりました。

ロシアからの訪日客数は前年22%増加し、日本は重要なデスティネーションに成長しています。広大なロシアですが、モスクワなどの欧州ロシアでは、富裕層の家族中心の新たな旅行先として、ウラジオストクなどの極東からは身近な異文化の国として、カザフスタンなどの中央アジアからは憧れの国として日本・関西への注目が集まっています。旅行会社からは関西への旅行のための具体的な素材やパートナーを求める声が多数寄せられました。

関西観光本部ではJNTOなどとも連携し、お客様のそれぞれのステージに合わせて、これからも積極的に情報提供してまいります。ロシアからのお客様受け入れに積極的な事業者さま、ぜひ関西観光本部に情報をお寄せください。

ロサンゼルスにて旅行博と商談会を実施しました

関西観光本部は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスにて215日に商談会、16日と17日は旅行博に出展しました。

15日の商談会では、「日本」を海外に発信する「JAPAN HOUSE」にて、30を越える地元の旅行会社やメディア関係者を迎え、出展する地域の食とともに関西における多様な楽しみ方を紹介しました。

また翌16日と17日は、ロサンゼルスコンベンションセンターにて開催された“LATAS(Los Angeles Travel and Adventure Show)”に出展しました。

ここでも関西の魅力紹介に加え、お好み焼きの試食会を実施し、日本食の魅力を体感いただきました。

Japan Roadshow 2019(イタリア・パレルモとカターニアで開催)に参加しました

関西観光本部では、イタリア・シシリア島で開催された旅行商談会(1月30日パレルモ・31日カターニア)に参加しました。シシリア島はJNTOとしても初めての商談会開催で、まだまだ日本のツアー造成は少ないと感じましたが、京都・大阪・奈良の認知度は高く、体験素材に興味を示しましたので、ゴールデンルートからの体験ツールとして関西・奈良をPRしました。関西観光本部では、イタリア市場へのプロモーションを継続してまいります。

【 Japan Roadshow 2019】概要
日付; 2019年1月30日(水)・1月31日(木)
場所; パレルモ NH Hotel Palermo、カターニア Palace Catania – UNA Esperienze
参加代理店; パレルモ 38社(うち14社と商談)カターニア29社(うち13社と商談)
【セミナー・商談会概要】
日付; ① 2019年2月11日(月)          ②2019年2月12日(火)
場所;  Makati Diamond Residences (Manila)  Radisson Blu Cebu
参加者; 現地旅行会社52社60名    日本側30社     現地旅行会社30社50名 日本側16社

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