日本政府観光局(JNTO)のWebサイトページに当本部の取組が掲載されました

日本政府観光局(JNTO)のWebサイトに、関西観光本部がコロナ禍によって激変した環境変化にどのように対応しているか、今後のアフターコロナのインバウンド施策について掲載されました。

また、関西一円を周遊する8つの広域観光周遊ルート“THE EXCITING KANSAI”の取組についても紹介していただいたおります。

 

詳細については、日本政府観光局(JNTO)のWebサイトをご覧ください

https://action.jnto.go.jp/casestudy/3098

関西のインバウンド観光の新たなグランドデザインの策定に向けた第一回有識者会議を開催しました

関西観光本部では、2025年大阪・関西万博に向けて、関西のインバウンド観光が目指す姿を示す新たなグランドデザインの策定に着手いたしました。
着手にあたり、関西のインバウンド観光が目指すべき基本的課題(①「Kansai」が世界のデスティネーションになるために ②「インバウンド観光」を関西経済の柱に育てるために)に関し、我が国の観光に高いご見識をお持ちの有識者の方々の大所高所からのご意見を頂くため、「有識者会議」を8月4日に開催いたしました。
UNWTO駐日事務所代表である本保委員を座長に有識者7名からご意見を伺い、関西観光本部の理事長・副理事長がこれをお聞きしました。次回は、今回のご意見も含め、有識者としての「ご提言」をまとめていただく予定です。関西観光本部ではご提言を踏まえつつ、関西固有の課題や今日的な課題を含めてグランドデザインの案を作成し、広く関西の関係者の皆様のご意見を頂き、2021年度中に策定を予定しています。

(主なご意見)
論点①(「Kansai」が世界のデスティネーションになるために)では、「Kansai」のブランディング策を中心に次のようなご意見をいただきました。

  • 「Kansai」という地名ありきではなく、海外の人に容易に認知してもらえるようなネーミングやブランディングが必要。
  • 例えば関西のPRの際、地名の後ろに「Kansai」を必ず付けるなど、何度も目に触れるよう戦略的にやっていくことはどうか。
  • インバウンドと国内観光は、本来、一体で考えるべき。
  • 「関西」が持つ価値とは何か、どのような価値を実現したいのか、それをユーザーといかに共有するかが重要。価値の点では観光を広く捉え、関西で行われているあらゆる経済活動・社会活動を何らかの形で観光に結び付ける姿勢が重要。
  • 国際往来再開後は各国間競争、地域間競争となる。関西で何をフラッグシップとして立上げるのか、世界の旅行者に興味を持ってもらえるような戦略を今から準備すべき。
  • 関西の持つ多種多様な魅力を海外旅行者にどのように見せていくかが重要。各地を研ぎ澄ましながら、強い大阪・京都と他のエリアをどのように繋げるのか、あるいは、繋げないのかも考えてポートフォリオを広域で考えることが重要。
  • 「Kansai」の認知を広めるために、関西空港を世界一面白い空港にするための仕掛けをすることも一案。
  • 京都の伊根で見た舟屋が連なる光景は世界でもなかなか見られない。しかし食事をする店が普通の店しかない。もし伊根に世界的レベルのシェフが居たら、伊根はすぐにサンセバスチャンに匹敵する町になるのではないか。
  • 食や茶などの文化的なものに富裕層が投資することが将来の観光資源になり得る。例えば富裕層に関西に投資をしたいと思わせる場や機会、きっかけ、コミュニティサロン的なものを作ることにより、面白い施設ができ、それが一般に開放されれば、観光資源となる。
  • 2次交通などの受け入れ環境は重要。
  • 今後の継続的な観光を考えると、2022年度中の文化庁京都移転を控え、他国に比べて少ない文化予算の拡大 を求めるべき。
  • 「大阪・関西万博」への来場者をレガシーとして観光産業に結び付けていくことが重要。

また論点②(「インバウンド観光」を関西経済の柱に育てるために)では、滞在日数の拡大を中心に次のようなご意見をいただきました。

  • 地域間での知恵出しや民間の予算、知恵をどこまで使うかもポイント。観光産業の重要性が高まれば積極的に参加する企業も増えてくる。そのような社会活動も重要。
  • 消費の内容を細かく分析し、宿泊・飲食以外で伸ばせることは何か、という視点で考えるべき。また、生産額も大事。消費の原材料が他地域のものなら消費は流れてしまう。極力、地産地消で地元のものを使うことは非常に重要。それにより経済波及効果も増加する。
  • 滞在日数拡大のためには旅マエ、旅ナカ、旅アトにどのような情報を流し、どのような楽しみ方ができるかという手法を磨く必要がある。
  • ナイトエコノミーも必要。外国人が理解できるエンタテインメントとすることも重要。京都や大阪近隣に魅力的なコンテンツをいかにつくるかが大事。
  • 関西が得意とする「笑い」は世界で求められている。「ユーモア」を文化として考え、浸透させていくと関西の力になるのではないか。そのためには「言葉はわからないけど笑えるもの」にする工夫が必要。
  • 滞在日数拡大のためには「体験」「周遊」が重要。体験は「遊び」と「半分ビジネス」に分けられるが、欧州では家族連れでリゾート地の学会へ参加している等、ワーケーションもその一つ。
  • 観光消費額は圧倒的に宿泊費のウェイトが高いため、観光消費額拡大に向けた方策としては新たなホテル・旅館の建設しかない、という議論になってしまう。例えば京都府では京都市内に宿泊施設が集中しており市外には少ない。関西の滞在日数拡大の議論は京都府内の京都市と市外の議論と同じ構図であり、大阪・京都以外のエリアにおける宿泊施設の状況分析と合わせた議論が必要。
  • これからはスモールマス・マーケットの時代になる。例えば様々な趣味や嗜好単位のスモールマス・マーケットで有効なアプリケーションにより観光地の紹介、決済、ナイトエンタテインメント等に活用できるようにすることが消費拡大につながる。
  • 関西に多くの海外旅行客に来てもらうために、文化・スポーツを含めた様々なイベントを頻繁に実施することが必要。

JALふるさと応援隊が当本部を訪問されました

2021年4月から「JALふるさとプロジェクト」を開始している日本航空では、8月6日、日本航空西日本地区武井支配人をはじめ、「ふるさと応援隊」に選ばれた  日本航空現役キャビンアテンダント2名が当本部を訪問されました。当取組みを通じて様々なイベントで、関西の魅力を多くの皆さまに発信していけたらと抱負を語っていただきました。

ふるさと応援隊とは、全国各地域の活性化をきめ細やかに応援するため、社内公募により選ばれた現役の客室乗務員。全国47都道府県ごとに約20名、総勢1,000名が活動しています。イベントへの参加や地域産品の企画・PR など、地域の皆さまとの絆づくりや魅力発掘、活性化に繋がる活動を行っています。

 

ふるさと応援隊についてのお問い合わせは下記担当者までご連絡ください。

関西観光本部 広報企画部 中林 nakabayashi-takashi@kansai.or.jp

東京都メディアセンター 地方PRブースに出展しました

関西観光本部は、近畿運輸局と連携し、地域の観光資源を活用したプロモーション事業の一環として、7月23日から24日の2日間、東京都メディアセンターJNTO地方PRブースに出展しました。

東京都メディアセンターは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中、取材活動を行う国内外のメディアの取材拠点として開設され、メディアの利用登録者数は約4000人(2021年7月24日時点)にのぼりました。

関西観光本部ブースでは、構成府県市などからご提供いただいたポスターやパンフレットを掲示・配布し、大阪・関西万博2025やワールドマスターズゲームズ2021関西などのPR動画を配信しました。ブースには、国内外の記者の他、オリンピック・パラリンピックの運営ボランティアの方も多数お越し頂き、国内外問わずコロナ収束後を見据えた関西のアピールを行いました。

2日目には、小池知事にもブースに来場頂き、当本部が現在展開している”THE EXCITING KANSAI”の取組を中心に紹介しました。

また、本取組の様子は毎日放送「よんチャンTV」(7月30日放送)で取り上げられました。

ランドオペレーターファムトリップを実施しました

関西観光本部では、7月7日から9日の3日間、首都圏のランドオペレーターを招請するファムトリップを実施しました。海外で販売される旅行商品の造成には、ランドオペレーターの方々がコース提案等大きな影響力を及ぼしているという実態もあることから、実際に関西の観光地を体験し関西の旅行商品造成に寄与して頂こうと2017年度から開始したものです。今回で5回目となりますが、本来は今年1月実施予定をコロナ禍により2度延期し、緊急事態宣言発令前の絶妙のタイミングでの実施となりました。当然コロナ感染予防対策には十分配慮し、安心・安全なファムトリップを心掛けました。
今回は、東南アジア、東アジア、欧米豪等を担当するランドオペレーター13社15名が参加し、白浜、串本海中公園、熊野古道大門坂、熊野那智大社、青岸渡寺、那智の滝、熊野本宮大社、とれとれ市場等を2泊3日で巡りました。和歌山県の担当の方3名に全行程アテンド頂き、万全の態勢で臨みました。また8日は和歌山県、三重県、9日は和歌山県、奈良県の観光事業者、団体の方とランドオペレーターとの商談会も開催し、お互いの今後に有益となる場も設けました。
今回のコースは、当本部が現在展開している”THE EXCITIG KANSAI” 8ルートの中から選択したもので、参加者は、アフターコロナでは自然をテーマとするコースが選ばれると予想し、旅行商品造成に十分つながると評価していました。次年度以降も今回をモデルに展開していく所存です。

【終了しました】7/27(火) 国内向け観光サイト「Premium関西」オンライン説明会 開催のご案内

関西観光本部では、本年6月21日に国内向け情報発信として、関西の上質な魅力を訴求する新しい観光情報サイト「Premium 関西」(第一弾)を公開いたしました。
本年秋に本格運用いたします当サイトは、今後、関西の皆様と連携してコンテンツを充実してまいりたく、今一度、サイトの現況と、関連記事掲載方法等をご案内させていただくため、下記のとおり説明会を開催いたします。

ご多忙とは存じますが、ぜひご参加くださいますよう、お願い申し上げます。【参加にあたっては事前のご登録をお願いいたします】

1.開催日時  2021年7月27日(火) 13時30分~14時30分(予定)
2.開催形式  Zoom

▼当日のZoom接続方法▼ 【2021年7月26日更新】
当日は説明会開始の15分前(13:15)よりご入室いただけます。以下のURLを利用し、Zoomにログインください。
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Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/83675416258?pwd=Q3NEU3hEMXFlc0xqL1pZMzF1L0dzZz09

ミーティングID: 836 7541 6258
パスコード: 576773
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3.参加対象  国内向け観光サイト「Premium関西」にご興味のある企業・団体様であれば、どなたでもご参加いただけます。(関係のみなさまに広くご案内いただければ幸甚でございます)
4.当日次第
(1) 当本部よりご挨拶(事務局長 濱田裕美子)
(2) 国内向け観光サイト「Premium関西」について(デジタルマーケティング室 上林康史)
※サイト現況、記事掲載方法などについてご説明いたします
(3) 質疑
5.参加方法 【事前登録】 <締切:2021年7月21日(水)12時まで>
以下URLより1名ずつご登録ください。(登録フォームが利用できない場合はお問い合わせください)
https://forms.gle/YrUaUNEZFNK4euAYA

「Premium関西」オンライン説明会の詳細については下記URLをクリックしてご覧ください。
https://ddx.cdn.msgs.jp/k2vq/ddx/Premiumkansai_info.pdf

<お問い合わせ>
(一財)関西観光本部 「Premium関西」 オンライン説明会事務局
E-mail:member@kansai.or.jp ※テレワーク実施中につき可能であればメールにてお問い合わせください
Tel :050-5474-4667(川尻) 050-5474-4663(藤田)

 

当財団の新型コロナウイルス感染対策につきまして

当財団では、行政機関からの要請を受け、下記の取組を行っております。ご不便をおかけいたしますが、
何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
                                                  記
1.新型コロナウイルス感染対策のため、在宅勤務を取り入れております。また、現在は、行政機関の要請に
沿って、出勤者数3割以下を目標として、出勤職員数を抑制しております。その際、時差出勤を導入しております。

2.当本部の会議室等の利用に当たっては、対人間で十分な距離を確保するとともに、ミーティング等は、
オンラインを併用しつつ人数を抑制しております。

3.行政機関からの要請等を踏まえ、当本部職員の出張等を抑制しております。また、外部の方の
来所についても、可能な限り抑制することとしており、オンラインでの対応をお願いすることがあります。

https://kansai.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/06/covidinformation.pdf

以上

全国ヤマダ電機のFUNAIブランドテレビ店頭デモ動画に当本部動画「Spiritual KANSAI」が採用されました

新規会員に加入頂きました船井電機様には、2021年度FUNAIブランドテレビ新製品を6月5日(土)より順次発売されるタイミングに合わせ、当本部観光動画「Spiritual KANSAI」 –感謝・祈り編-, –巡礼編-, –侘び寂び編-, –瞑想編-をデモ映像として採用頂き、全国ヤマダホールディングスグループ約1,000店舗で一斉上映いただくことになりました。

船井電機様から当本部動画をデモ映像として採用頂いた理由は次の通りです。「注目度が高く、圧倒的な美しさを誇る関西観光本部の動画を店舗用デモ映像に採用することで、当社新製品の色鮮やかで迫力ある映像やサウンドの再現力をより一層体感いただくとともに、全国のヤマダデンキグループ店舗にご来店いただくお客様に、コロナ禍で需要が高まる文化観光資源の魅力を感じて頂くことで、地元関西への国内旅行需要喚起にも貢献出来ればと考えております。」

採用頂いた当本部の原動画は下記URLからご覧いただけます。

Spiritual KANSAI, Kokoro:     https://www.youtube.com/watch?v=4Rcvb6ON0No&t=4s

Spiritual KANSAI, Pilgrimage: https://www.youtube.com/watch?v=_EBWAuTFWdo

Spiritual KANSAI, Wabi Sabi:  https://www.youtube.com/watch?v=WF2K3Lp560k&t=3s

Spiritual KANSAI, Meditation: https://www.youtube.com/watch?v=ALKfogbu86M

緊急事態宣言解除後、当本部はこの機を活用すべく、関西ならではの上質な旅の魅力を訴求する国内情報発信サイト「Premium関西(6月7日(月)公開予定)」への流入促進につなげて、関東をはじめ全国から関西への誘客を促し、国内旅行需要を喚起してまいります。

 

当件のPDF版は下記のURLにてご確認ください

https://kansai.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/05/news_release0519.pdf

お問い合わせ:デジタルマーケティング室 桑原

ワールドマスターズゲームズ2021関西のエントリーを再開しました

ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会よりエントリー再開のご案内です。

コロナウイルス感染拡大の影響によりワールドマスターズゲームズ2021の大会が1年延期し、新規エントリーの受付を3月1日(月)から停止しておりましたが、このたび5月13日(木)10:00よりエントリー受付を再開いたしました。

開催変更に伴い、各競技の日程や年齢区分など競技別実施要項が更新されています。詳細ならびに、最新情報については大会ホームページをご覧ください。

≪ワールドマスターズゲームズ2021関西大会ホームページ≫
https://wmg2021.jp/

JNTOローマ事務所主催 Japan Online Tourism Roadshow (オンライン訪日旅行セミナー・商談会)に参加しました

関西観光本部では、3月4日(木)に開催された日本政府観光局(JNTO)ローマ事務所主催のJapan Online Toursim Roadshow (WEB商談会)に参加し、イタリアのリテーラー(旅行会社)11社と商談(プロモーション)を行いました。

旅行者に直接販売している旅行会社は、京都・奈良発の新しいコース、特別な体験情報に興味をもち、中にはハネムーナーやSITに特化した旅行会社もあり、予想以上の手応えを感じました。 また、昨今のコロナ禍の状況を踏まえ、都市部より郊外を、ホテルよりもコテージやグランピングなどに注目が集まりました。
今回面談できなかった約140社に対しては、当本部のリニューアルされたWebサイト「THE KANSAI GUIDE」やオフィシャルガイドブックを送り、また、実際に日本の旅行手配を行う日系オペレーター(JTB, HIS, Hankyu, MIKI等)とも関西の最新データを共有でき、コロナ禍のプロモーションとして大変有意義な機会となりました。

イタリアからの訪日観光客数はまだ16.2万人(2019年)ほどですが、今後の伸びしろに期待できる市場であることが今回の商談で確信しました。
当本部ではコロナ収束後の訪日旅行復活を見据え、コロナ禍でも可能なWEB商談会に積極的に参加し、イタリアから関西広域への訪問客増に取り組みます。

©2017 一般財団法人関西観光本部